トヨタ純正ナビのUSB接続をつかえるようにする方法




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最安で行うトヨタ純正ナビのUSB接続方法です。

通常トヨタ純正ナビにUSB接続するには別売りのUSBケーブルが必要になります。しかしこの純正USBケーブルが結構いい値段するんです。

ケーブルの値段が税込み9720円。それにに工賃を入れると13000円くらいはします。

そこで社外のケーブルを使ってUSB接続を可能にします!

社外のケーブルといってもその品質は純正品と何ら変わりません。そしてとても安価に簡単にできます。

USB接続を行うことで、ナビにiPodやUSBメモリをつないで音楽などを聞くことが出来るようになります。

 

ナビ回りのパネルの外し方はカロッツェリアのサイトを参考にするといいと思います。車種を選択して『フィッティングガイド』→『取り外し分解図』から車種ごとにわかりやすく掲載されています。

 

今回使用するナビはトヨタ純正10インチナビです。型式はNSZN-Z66Tになります。

ナビとの通信用ではなく、単純に充電用USBポートの増設をしたいという方は、別の記事で増設方法を紹介していますのでそちらを参考にしてください。

ナビ側に接続するケーブルと接続方法

今回使用する社外ケーブルがこちらです。Amazonで購入できます。

値段は1780円です。

純正USBケーブルの五分の一くらいの値段で買えちゃいます。

・このケーブルをナビのUSB端子コネクタに挿しこみます。

 

赤丸で囲ってある緑色のコネクタです。縦長の端子数が4つのコネクタです。この形のコネクタは一つしかないのですぐにわかるかと思います。

※ここでひとつ注意していただきたいのが、コネクタの色です。

今回のナビの場合は緑でしたが、恐らく茶色の色をしたコネクタのナビもあるかと思います。

その場合上で紹介したケーブルは使えないので注意してください。

USB コネクタ 茶色

画像赤丸部が茶色のUSBコネクタです。

自分のナビのコネクタが緑と茶色のどちらなのかお間違いのないように注意してください。

ナビの型式によって変わってくるかと思いますが、茶色いコネクタ用のものも販売されてますのでその場合はそちらをご用意ください。↓

ちなみに私は最初このことを知らずに緑のコネクタに茶色のケーブルを用意してしまって使えませんでした。いろいろ加工をして差込はできたもののUSBを認識しませんでした。

↑この差込口が茶色のケーブルはNSZN-Z66Tでは取り付けできません。間違えないように注意してくださいね。ケーブルの差し込み口の突起の部分が若干違うので差し込めません。

 

ナビ側がのコネクタの場合は必ず差込口が緑色のケーブルを用意してください

比較的新しいナビは緑色のコネクタで、古いナビだと茶色のコネクタの場合が多いようです。
ナビの型式に「66」と書いてあるものは緑色のコネクタになるかと思います。ナビの型式はナビ画面外枠の四隅のどこかに必ず記載されています。

USB化粧パネルと取り付け方法

・次にUSBの差し込み口の化粧パネルを準備します。

こんな感じで使いやすいパネルの場所にもともとついていた蓋を外して取り付けます。
この化粧パネルなんですが爪が若干弱くて外れやすいです。
なので爪のところにフェルトテープを貼って肉増ししてやります。

100均のフェルトテープで十分です。あまり貼りすぎるとパネルが入らなくなるのでほどほどに

・取り付けが済んだらケーブルをナビの裏まで取回してUSBのオスとメスを接続します。

接続して金属部分の露出しているところに絶縁テープを巻いておきます。ノイズ防止とケーブル抜け防止です。

すべての取り付けが終了したらナビをもとに戻していきます。

とりあえず取り付けは完了ですがこの後にナビ側の設定が必要になるので必ず行ってください。

 

ナビ側の設定を行う

ケーブルを取り付けたらナビ側の設定を行います。

これは通常の設定画面ではなく、特殊な操作をしてサービス用の設定画面を呼び出して行います。なのでこの設定画面では余計なところは触らないようにしてください。ナビが正常に作動しなくなる恐れがあります。

この作業を行うことでナビ側にUSBが接続されたことを認識させます。

 

まずエンジンをかけてナビの電源を入れます。

そしたらメニューを押して左下にある「画質調整」をタッチします。すると下の画像が出てくるかと思います

次に赤丸で囲った部分を交互に「上下上下」とタッチしてくさい。
何回か交互にタッチしていると下の画面に切り替わります。
ナビの型式によっては、メニューボタンを押しながらライトスイッチのONOFFを三回くる返するタイプのナビもあります。

このサービス検査画面ではナビの色々な設定をいじることが出来ます。整備士たちがナビの不具合の確認をしたりするのに使用する裏メニュー画面のようなものです。

もう一度念を押しますが下手にいじるとナビが正常に動かなくなる可能性があるので余計な個所はいじらないようにしてください。

 

この画面になったら三番目の『サービス情報』をタッチしてください。
次の画面に飛んだら右上の『次項』を一度タッチします。

すると上の画面になるかと思います。ここの『USB/HDMI入力端子設定』をタッチします。

次の画面で接続有り無しが出てくると思いますので『接続済み』をタッチしたら設定完了です。

一度エンジンを切り再度エンジンをかけます。

audioメニュー」をひらいてUSBのタブが表示されていたら使用できる状態になっています。
USB 接続
あとはUSBメモリをつかうなりiPodを使うなり音楽が聴けるようになります。
音楽アプリなどもスマホを通して聴くことが出来るようになります。
(今回紹介したケーブルではHDMI接続は行えません)

トヨタ純正ナビのUSB接続をつかえるようにする方法 まとめ

これらの商品を使えばおよそ3000円でトヨタ純正ナビでUSB接続が行えるようになります。

高いお金を出さなくても自分でやれば安く純正と同等のものが手に入ります。

USBメモリなどに動画を入れれば動画を見ることもできます。

走行中テレビを見れるようにする方法を別の記事で紹介しています。

この方法を使って走行中のテレビ制限を解除すれば、USBメモリに映画などを入れて走行中視聴することが出来ます。もちろんDIY整備でできますのでぜひ挑戦してみてください。

 

USBメモリに音楽を入れて持ち歩けるのでとにかく便利です。

いつもの音楽に飽きたらスマートフォンをつないで音楽アプリなどを聞くと気分が変わってまたいいですね。USB接続ならBluetoothでつなぐより音質がいいし充電も気にしなくてオッケーです。

ドライブがめちゃくちゃ快適になります♪

 

それから、『HDMI接続の方法』について別の記事でまとめていますので参考にしてみてください。

ナビにHDMI接続をできるようにしてスマホをつなぐことで、ナビの画面でYouTubeなどを楽しむ事が出来るようになります。

今はスマホの機能がかなり充実しているのでナビのUSB接続を使えるようにするとほんとうに快適です。

トヨタ純正のUSBケーブルが高いからとあきらめていた方はぜひこの方法を試してみてください。

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