3ZRエンジン エンジンチェックランプ点灯 O2センサー系統




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車両70ヴォクシーのエンジンチェックランプ点灯の修理内容です。

・型式:ZRR70

・年式:平成20年10月

・エンジン:3ZR

・走行距離18万km超え

症状

走行中にエンジンチェックランプが点灯した。

ランプ点灯後も走行状態に不具合はなく正常に走行できる。

エンジンの再始動も特別以上は見られない。

乗っている感じは特に異常は見られないので、通常通り走行ができる状態だが、チェックランプが点灯している。

点検内容

エンジンチェックランプ点灯の場合まずはダイアグコードの確認を行います。

・P2273 A/FセンサB1S1断線

というダイアグコードが入っていました。

A/Fセンサとは昔でいうO2センサーに当たる部品です。A/FセンサはO2センサーよりもより細かな情報を読み取れるセンサーで、厳密にいうと違うものですが整備業界ではどちらもO2センサーと呼ぶことが多いのでちょっとややこしいです。

O2センサーとは排気管にとりついている部品です。センサ自体にネジが切ってあります。排気ガス中の酸素濃度を測定しており、排気ガス中の酸素濃度をもとに、コンピュータが燃料噴射量の補正を行う部品です。仮に排ガス中の酸素濃度が高ければ、燃料を濃くするため噴射量を増やし、低ければ燃料を薄くするため噴射量を減らす制御を行っています。このセンサからの信号をもとに制御補正を行うことでよりよい混合気が出来上がり、燃費の向上排気ガスの抑制に貢献しています。

最近の車ではこの部品が二つ付いています。片方をA/Fセンサ、片方をO2センサと分けて呼んだりもします。このセンサを二つつけることで、1つのものより細かく補正を行いより燃費の向上に貢献します。呼び方が違うだけで中の構造は同じものです。

ダイアグコードに出ているB1S1というのは2つのセンサのうちのどちらなのかを判断するためにつかます。まずBとはV型エンジンのどちらのバンクなのかを指しています。なので直4のエンジンはB1しか表示されません。

次にS1という表示ですがこれは、S1がエンジンに近い方のセンサ、S2の場合はエンジンから遠い方のセンサになります。S1はエキゾーストマニホールドに、S2はテールパイプの途中にとりついていることが多いです。

S1の方がエンジンに近く排気ガス温度が高温になるため先に不具合が出ることが多いです。10kmを超えてきた車両に多く見られます。

今回のダイアグにはB1S1とありますので。エンジンに近い方のO2センサ(A/Fセンサ)を交換します。

修理内容

この修理はリフトがないと難しい作業になると思います。

O2センサ画像赤丸部がB1S1のO2センサ(A/Fセンサ)です。下回りから覗いたときに結構奥ばったところについています。

また緩めるとき熱で焼き付いてなかなか緩みません。あらかじめハイルーセンを大量に浸透させておいた方が良いです。

コネクタが付いていますので外してから緩めてください。

 

O2センサ工具

 

緩めるときは画像のようなO2センサ専用の工具があった方が断然やりやすいです。

スパナで緩めようとするとかなり硬いのでなめる可能性が高いです。

 

 

O2センサS2

この画像はB1S2のO2センサーになります。テールパイプの途中についています。見た目はほとんど同じですが、配線の長さなどが違うので間違えないようにしてください。

交換後はダイアグを消去し試乗を行って、チェックランプが点灯しないことを確認してください。

3ZRエンジン エンジンチェックランプ点灯 O2センサー系統まとめ

作業自体は簡単ですが、リフトがない場合ちょっと厳しいですね。

今回の修理料金は部品が純正品だと約9800円工賃が約6000円で合わせると約15800円の修理になります。O2センサーは材質に金が使われていたりするので、値段が少々高いです。

このチェックランプが点灯しても車はb普通に乗っていられるので慌てることはないです。現れる症状としてはただ若干燃費の方が落ちるかもってくらいです。

とはいってもチェックランプが点灯しているのは車検的にもNGなのでなるべく早めに修理行いましょう。

 

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