車の整備に必要な工具『ドライバー』
今回は皆さんもよくご存知かと思われるドライバーについてのまとめです。実はドライバーは自動車整備においてはそこまで登場する回数は少ないです。しかし内装のパネル類には結構使われている箇所があるのでおさえておく必要があります。
またマイナスドライバーはエンジンルームなどのコネクターを外す時などに重宝します。
ドライバーとは
今更説明も不要かと思いますが、ドライバーにはプラスドライバーとマイナスドライバーがあります。そのほか特殊工具などでヘックスドライバーや星形ドライバーなどもありますが、ここではプラスとマイナスドライバーについてまとめます。
誰でも一度は使ったことのある工具で一般のかたにも一番馴染みのある工具になるかと思います。
揃えておきたいドライバーたち
ドライバーにもネジの大きさに合わせて様々な種類があります。
ネジは回す時になめてしまう可能性が結構高いので、ネジの大きさに合ったサイズ選びがとても重要です。サイズとしてはプラスとマイナスそれぞれ大中小の三種類くらい揃えておくのがベストかと思います。
それから貫通ドライバーといって、柄の部分まで金属が貫通している種類のものがあり、ハンマーでたたいたりして錆などの固着をはがすのに役立つものもあります。
またマイナスドライバーには薄刃といわれる小さめのものがありこれは、コネクターなどを外す際にとても便利ですの揃えておくとよいでしょう。
外したネジたちは小さいものもあるので結構なくしてしまいがちになるので、マグネット式の分解皿もあるとネジの紛失を防げます。
ネジをなめりにくくするドライバーの使い方
ドライバーを使ってネジを回す時の力をかけるベストな割合ってご存知でしょうか?
ドライバーを使うときはドライバーをネジに押し付ける力と、押し付ける力をかけますが、押し付ける力8割回す力2割、つまり8:2の割合で使うのが一番ベストといわれています。
この力のかけ具合でネジを外すとなめらずに外しやすくなります。また錆がひどいネジについてはハイルーセンなどの潤滑剤を浸透させてから回すとよいでしょう。貫通ドライバーをネジ山に合わせて軽くトントンとたたいてやると錆の固着が解除して回しやすくなったりします。
ドライバーについてまとめ
今回はドライバーの話についていまさらと思われるかもしれせんがまとめました。用品取り付けなどで内装のパネル類をはずす時には必須の工具になります。ネジを回す際は8:2を常に意識して回すようにしてくださいね。以上、ドライバーについてのまとめでした。