SK75SR-3 クラスターゲージ ヒューズ切れる 修理




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この記事ではコベルコのバックホウSK75SRのクラスターゲージにヒューズが切れてしまうという不具合修理をまとめてます。

クラスターゲージ

クラスターゲージとは上の画像のものです。

水温、燃料、そのほかの情報を表示するメーターです。

車両の電源を入れると、クラスターゲージのヒューズが切れます。

クラスターゲージ ヒューズ

上の画像の赤丸部の5Aのヒューズです。

 

試しにクラスターゲージの裏のコネクタを外した状態で、車両の電源を入れるとヒューズが切れないということが分かりました。

コネクタを外してヒューズが切れないということは、クラスタゲージ本体に何らかの異常があると考えられます。

 

ダメもとで、クラスターゲージのカバーを分解し内部基盤を確認してみました。

すると今回の不具合の原因が分かりました。

クラスターゲージ 基盤

画像赤丸部のコンデンサーのようなものの足のハンダがはがれてしまっているのが分かりました。

クラスターゲージ 基盤

さらに剥がれた足が隣の抵抗のハンダ部にあたってショートしていたようです。

写真では分かりませんが、よく見ると黒くごげているのが分かりました。

剥がれてしまったハンダ部分をはんだ付けし、復元するとヒューズ切れを起こすことはなくなり正常復帰しました。

 

何故ここのハンダがはがれてしまったのかまでは分かりませんが、バックホウは振動が大きいですのでそういった要因で剥がれてしまったのかもしれません。

どっちにしても部品を分解して観察することは大切だということを改めて学びました。

クラスターゲージを交換となると恐らく部品代で数万円はするはずです、

今回の修理はだいぶ安く仕上げることができました。

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