ブレーキパッド 交換の作業手順と費用 DIY整備




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自動車のフロントディスクブレーキのパッド交換を行う際の作業手順です。

フロントのディスクブレーキパッドの交換時期は車種や、運転の仕方などによって異なりますが、おおよそ走行距離70000km前後で交換になる場合が多いかと思います。

ブレーキパッドの交換はやってみると意外と簡単なのでDIY整備でも行うことが出来ます。

今回はワゴンRのフロントディスクパッドの交換を駐車場で行ったので紹介します。また、フロントディスクブレーキパッドの交換は車によっての手順の違いはほとんどなく、どれもほぼ同じ構造になっているので参考にしてみてください。

フロントディスクブレーキパッドの交換手順

先ずは車載のジャッキを使ってタイヤを外します。ジャッキアップをする前にホイールナットをあらかじめ緩めておきましょう。

ジャッキアップする際はジャッキアップポイントに正しくかけて、サイドブレーキをかけておきましょう。

ホイールを外すと、ブレーキキャリパーが見えます。

作業の流れとしては・・・

・ブレーキパッドの取り外し

・アンチスキールシムの清掃

・新品パッドとアンチスキールシムにグリース塗布

・ピストンバック

・新品ブレーキパッド組み付け

・パッドとピストンのあたりを出す

・タイヤ取り付け

この様な流れとなります。それぞれ需要なところを詳しく説明していきます。

1.ブレーキパッドの取り外し方

ブレーキキャリパーを外してパッドを取り出します。

ブレーキキャリパー

キャリパーの裏側を覗くと、画像赤丸部のボルトが見えると思います。

キャリパー ボルト

このボルトを緩めます。ほとんどの車種は14mmのボルトです。

外すのはこのボルト1本だけです。

ボルトの反対側にスパナを当てて共回りをしないようにするタイプもあります。

ボルトが外れるとキャリパーを上に持ち上げられるようになります。

キャリパー 持ち上げ

こんな状態にします。

そしたら、ブレーキパッドを外すことが出来るので取り外します。

ブレーキパッドはパッドサポートと呼ばれる溝にはまっているだけです。

新品パッド古いパッドの比較

取り外したパッドと、新品のパッドを比べてみます。

パッド残量

今回のワゴンRは走行距離が70000km台のものでこれだけ減っていました。

残量はおよそ3mmです。

新品のパッドはおよそ10mmあります。

パッドは使用限度値が1mmとなっていますので、3mmくらいまで減ったパッドは早めに交換をした方がよいと思います。

このまま交換せずに最後まで使い切ってしまうと、ブレーキの効きが悪くなったり、ディスクロータの傷が付きよけいな出費が増える原因となります。

2.アンチスキールシムの清掃 グリース塗布

アンチスキールシムやパッドウェアインジケータが付いているものは古いグリースをよくふき取って再使用します。アンチスキールシム

画像の様に新品のパッドにディスクブレーキグリースを塗布します。

くぼみがあるものはグリースだまりとなっていますのでグリースを充填しておきます。

アンチスキールシムをパッドに正しく取り付けます。取り付けを間違うとブレーキ異音の原因になります。

3.ピストンバック

ブレーキパッドをキャリパーに戻す前にキャリパーのピストンを戻す必要があります。

通常ピストンバックツールなどの工具を使って押し戻します。

専用の工具を使うのはもちろんいいのですが、ブレーキパッドの交換頻度はそれほど多くないのでこのためにわざわざ買いたくありません。

なので今回はドライバーを使ってピストンを押し戻していきます

ピストンを戻す前にエンジンルームのブレーキフルードリザーバタンクの液量を確認してください。ピストンを押し戻すことによってリザーバーの液量が上昇し溢れてしまう場合があります。

蓋を外してスポイトなどでフルードを吸い上げます。スポイトは100均などで売ってるものでOK!ブレーキフルードリザーバー

リザーバのLOWラインあたりまで減っていればピストンをバックした際にあふれることはないと思います。

太めのドライバーを用意します。

画像の様にキャリパーの穴からドライバーを指してピストンを縮めます。

ピストンバック

ドライバーの先が支点、ピストンに当たる部分が作用点になるようセットします。

この状態からてこの原理を使って、ドライバーを矢印の方向に動かし、ピストンを押し縮めます。

結構力を入れないと縮まらない場合があります。動き始めが一番硬く、一度動けばスーッと縮まると思います。

4.新品ブレーキパッド組み付け

ピストンが全部縮まったらキャリパーに新品のブレーキパッドをセットします。

ブレーキパッド 交換

キャリパーの当たる部分とパッドのツメの部分にグリスを塗布します。

キャリパーをかぶせる際、アンチスキールシムが落ちないように気を付けてください。

最後に14mmのボルトをしっかりと締め付けます。

反対側のブレーキも同じ要領で交換します。

5.パッドとピストンのあたりを出す

左右の交換が終わったら、ブレーキペダルがかたくなるまで何回か踏みます

そうすることで戻したピストンが押し出され、パッドとのあたりがでます。あたりが出たらブレーキフルードリザーバの液量を確認します。

リザーバの量は通常MAXラインに合わせるように調整します。

最後にタイヤの増し締めを忘れずに行います。試乗してブレーキの効きに異常がなければ作業完了です。

車のブレーキパッド 自分で交換するための作業手順 まとめ

今回交換に使用したブレーキパッドは『ドライブジョイ』というメーカーのものになります。ネットでブレーキパッドを探してみると1000円くらいで買えるものも出回っているようですが、さすがにお勧めはしません。

使っていて万が一何かあった場合、ブレーキ関係は恐ろしいですからね。

また、ブレーキパッドは車種によって形状が異なりますので、必ず車の型式などで適合を確認してから購入をしてください。

ブレーキパッドを選ぶ際は信頼のおけるメーカーのものを選ぶべきだと思います。今回私が購入したドライブジョイのパッドは5000円ほどでした。

ブレーキパッド交換を車屋に頼んだ時の工賃の相場は6000円前後になるかと思います。

DIYでも比較的簡単にできる作業なのでこの記事を参考にしぜひ挑戦してみてください。

 

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