エアコンつけるとグローブボックスのあたりから異音 点検修理
エアコンをつけると助手席のグローブボックスのあたりから異音がするという不具合の修理内容です。
今回の異音は『ブーン』という音がする異音でした。
エアコンをつけたときの異音にはいくつか種類があり、カラカラ音だったりキーン音だったりする場合もあります。
どの音の場合もエアコンをつけた際のグローブボックスからの異音は、ブロアモータ―からの異音の場合がほとんどです。
ブロアモータ―はエアコンの風を送るための部品で軸にベアリングが使われており、そこにガタが発生すると高速で回り出した時に異音が発生する原因となります。
エアコンパネルで、風量の強弱を変えたときに音の大きさや、高さなどが変わればブロアモータ―の異常と判断して間違いないと思ます。
ブロアモータ―の交換は比較的簡単で、DIY整備でも修理可能かと思います。
この記事ではスズキアルトラパンのブロアモータ―交換をした際の手順をまとめますので参考にしていただければと思います。
どの車種でも交換の仕方は大きく違わないので、参考になるかと思います。
このページの目次
ブロアモータ―交換手順
ブロアモータ―を交換する際はまずグローブボックスを取り外します。
グローブボックスを開けて左右にツメがあるので、ツメを逃がすような感じでさらに前に出すと外れます。
グローブボックスを外すとエアコンのユニットが見えてきます。
助手席の下側からのぞたところについているのがブロアモータ―になります。
下から覗いた画像です。
矢印の部品がブロアモータ―です。
モーターを回すための配線が来ているので、カプラーを取り外します。
モーターはビス3つで止まっています。
ビスを緩めるのに空間が狭いのスタッビドライバーがあると作業しやすいと思います。
上の画像のような短いドライバー(スタッビドライバー)でやると作業しやすいです。
3つのビスを緩めれば外れます。
外れたブロアモータ―です。
左が取り外したモーター、右が新しいモーターです。
形が変わっていますので、改良品になっているものと思われます。
ブロアモータ―は結構不具合が出やすい部品なので、このように改良品になっている場合が多いです。
取り付けは逆の手順でいけば特に問題なくできるかと思います。
取付が完了してエアコンをONにし異音が無くなっていれば修理完了です。
まとめ
今回のブロアモータ―からの異音は不具合の中でも比較的多い不具合になります。
ひどくなってくると車に乗っていられないほど音が多くなる場合があるので、早めに交換することをおすすめします。
ブロアモータ―の交換は整備の中でも比較的簡単に行うことが出来るので、ぜひDIY整備に挑戦してみてください。