映らなくなったバックカメラを社外品に交換 交換方法
最近の車に当たり前のように装備されるようになったバックカメラ。
バックするときの補助機能としてすごく便利ですね。初めてバックカメラを使用してバックをしたときは感動したのを覚えています。
そんなバックカメラですが、年式の古いものだと映りが悪くなってきて見えずらくたったりすることがあります。
こんな感じで、リヤの映像が全く見えません。
これはカメラのレンズ内に水分が入り込んでしまったことが原因で起こります。
経年劣化で防水性能が劣化し水分が入り込んでしまうんですね。
こうなってしまうと、カメラを交換するしか解決方法がありません。
カメラの交換というと高額な修理になってしまう気がしますが、最近では社外品で安価なバックカメラが出回っていますので、社外品に交換することで安価に修理することが可能です。
この記事では、曇ってしまい映りの悪くなったバックカメラを社外品のカメラに交換する方法を紹介していきます。
カメラの映像を映し出すナビはトヨタ純正ナビになります。
このページの目次
社外品バックカメラ取付作業
まずはバックカメラを用意します。今の時代はネット上でいいものが安価に手に入ります。
バックカメラの取り付け方法としては、ドライブレコーダーの取り付けをしたことがある方なら簡単にできるかと思います。
カメラのコードを蛇腹に通すところが一番の難関かと思います。蛇腹の通し方については別の記事で詳しくまとめていますので参考にしてください。
次にトヨタ純正ナビに社外カメラを接続するための、アダプターを用意します。
トヨタ純正ナビのバックカメラ接続コネクタは専用の設計になっていますので、変換する必要があります。
このコネクタを接続することで、社外カメラのRCA接続に変換することが可能です。
上の画像の赤丸部がバックカメラコネクタです。こちらに変換アダプタを差し込みます。
バックドアから持ってきた配線と接続します。接続部は上の画像のようにビニールテープを巻いておきます。
受け防止とノイズ防止になります。
バックカメラの電源の取り方は、バックランプの配線分岐タップで電源をとりだします。
バックランプから電源を取り出すことで、バックに入れたときにバックカメラの電源をONにすることができます。
上の画像は120系プラドのバックランプの配線です。赤黒の配線がバックランプです。
車種により異なるので、テスター等を使用して確認します。
エレクトロタップを使用して分岐します。
バックカメラの取り付け位置は、バックガーニッシュが映りこまないように調整しながら決めます。
両面テープで貼り付けるだけなので最悪やり直しができるので、焦らずやりましょう。
もともとのカメラがついていた箇所をもとに位置決めすればそれほど難しくはないかと思います。
こんな感じで見た目それっぽく取り付けることができました。
バックカメラの映りとしてはこんな感じです。
一目瞭然ですね。めちゃくちゃすっきりします。
まとめ
今の時代数千円でバックカメラが購入できるので、映りが悪くなって見えなくなってしまっている場合はぜひ交換をお勧めします。
車屋に頼んだ場合の工賃は15000円~20000円くらいが相場になるかと思います。
DIYでもできる作業なのでぜひ挑戦してみてください。
ちなみにカメラを分解して中の水分除去できるかなと思ったのですが無理そうでした。新しいカメラ買った方が間違いなくいいです。