この記事ではマフラーにあいた穴を補修する方法をまとめています。
古くなったマフラーは錆などが原因で、マフラーに穴が開いてしまうことがあります。
車の場合そのままの状態では車検には通りません。
また、排気音がうるさくなったり、排気ガスが漏れてしまうという症状が発生します。
サビ等でマフラーにあいてしまった穴は意外安価で簡単に誰でも直すことができます。
ぜひDIY整備に挑戦してみてください。
マフラー穴あき補修マフラーパテ 『GUNGUM』
マフラーの穴あき修理を行う際は、HOLTSというメーカーから販売されている
『GUNGUM』を使用することで誰でも簡単に補修ができます。
指で簡単に形成できるのでへらなどの道具はいりません。
マフラーの熱で硬化し石のように固くなり穴をふさいでくれます。
マフラーの穴が大きい場合はこちらのアルミメッシュシートを使うと、大きな穴でもふさぐことができます。
どちらのネット購入すれば安く買うことができます。
パイプの接続部分などの小さな穴を補修する場合はこのシートはいりません。
このようなでかい穴を補修する際はシートを用意しましょう。
マフラーパテで穴をふさぐ作業手順
作業手順はそれほど難しいものではありません。
まずは穴の周りの錆をワイヤーブラシなどを使って落としながら磨いていきます。
次にメッシュシートを穴の大きさより少し大きめにカットします。
メッシュシートはアルミ製なのでハサミで簡単に切れます。
角を丸くしてやることで、よりはがれにくくなると思います。
今回の修理画像に使用しているマフラーはマフラーの下側部分の穴補修だったため少し工夫をしました。
まず、メッシュシートをマフラーに定着させるため角にマフラーパテをもって、ヒートガンである程度パテを乾かして固めます。
こうすることで、さかさまの場合でもマフラーパテを盛りやすくします。ヒートガンがない場合はドライヤーでOKです。
後はひたすらマフラーパテをぺたぺた持っていきます。
マフラーの下側だったので鏡をつかいながらパテ盛していきます。
厚すぎず薄すぎずいい塩梅にパテを盛れたらエンジンをかけて、マフラーを温めます。
しかし、ここでトラブル発生!
エンジンをかけたら、マフラーの排気ガスの圧力でパテが少しはがれてきてしまいました。
はがれてしまったところを、再度補修して、ヒートガンであるていどのところまで温め硬化させることにしました。
今回のように穴が大きい場合は排気ガスの圧を受ける面積も大きいのであらかじめ、ある程度硬化させておくといいかと思います。
後は通常通りエンジンをかけてアイドリングで30分ほど放置します。
パテがカッチカチに固まり補修完了です。
耐熱スプレーで塗装をしてやればより仕上がりがきれいになるかと思います。
まとめ
このようにマフラーの穴は意外と簡単に補修することができます。
これで排気漏れがなくなれば、車検にも通すことができます。
損傷具合により交換した方がいいのか、補修した方がいいのか判断するといいかと思います。
年式が古いものなどはマフラーの部品が出ない場合もありますので、今回のようにマフラーパテで補修することがいいかと思います。