後付けデジタルルームミラー アルパイン製 取り付けとレビュー
最近の車ではルームミラーにデジタルミラーが採用されることがあります。
特にミニバンなどの場合、人がフル乗車しているときやトランクに荷物がいっぱい積んである場合、普通のルームミラーでは後方の確認がしにくかったりします。
デジタルミラーにすることでそのわずらわしさから解放されます。
しかし、メーカー純正品だとまだまだ高級車でしか採用されていなかったりして、オプション自体が選べないこともしばしばあります。
自分の乗っている車にはデジタルミラーのオプションがないからとあきらめている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ルームミラーのデジタル化は社外品のパーツを使えば後からでも可能です。
中国製などで安く売られているものもありますが、この記事でアルパイン製のデジタルミラーの取り付け方法と実際の映り具合などをレビューしまとめていきます。
これからデジタルミラーの取り付けを考えている方の参考になればと思います。
アルパイン製デジタルミラー VPC-M01
アルパイン製のデジタルミラーはドラレコ内臓のものとそうでないものがあります。
今回取り付けたものは、ドラレコ内臓なしのタイプになります。
アルパインのデジタルミラーの特徴として、純正ミラーとアーム本体ごと交換するというところです。
よくある社外のデジタルミラーは純正のミラーにひっかけて使用するものが多いかと思います。その場合だと、重みで純正ミラーがお辞儀をして下を向いてしまい使い物にならない場合があります。
アルパインのデジタルミラーならアームごと交換になるのでその心配がいりません。
その代わり車種別専用設計となっていますので、設定がない車両には取り付けができません。
といっても最近の人気車種ならほとんど抑えられていますので、適合表を見て確認しましょう。
デジタルミラーは後方を確認するための安全装置なので、安心の国内メーカーであるアルパインを選んでおけば間違いないでしょう。
アルパインデジタルミラー取り付け手順
アルパインデジタルインナーミラーの取り付け手順は、前後ドラレコを取り付ける場合とほとんど変わりません。
前後ドラレコをDIYで取り付けたことがある方なら、何の問題なく取り付けられると思います。
ちなみに今回はヤリスクロスに取り付けた際の画像を使用して説明していきます。
バックドアの蛇腹の通し方は別の記事で詳しくまとめていますのでそちらを参考にしてください。
例のごとく蛇腹にカメラ配線を通していきます。
セーフティセンスのカメラがついているところのカバーを外します。
画像はカバー裏側を撮影したものです。カバーは爪でとまっているだけなのでスライドすると外れます。
純正のルームミラーはT20トルクスのネジでとまっています。ちょっと特殊なネジですがホームセンターにトルクス用の工具は普通に売っています。
トルクスを緩めると純正ミラーをスライドして外せる状態になります。上の画像はミラーを取り外した画像です。
純正にミラーが外れたら、アルパインのデジタルミラーを取り付けます。
アルパインのデジタルミラーは配線をアームの中に通して取り付けができるので、配線が外に見えず仕上がりをきれいにまとめることができます。
必要な電源は常時、アクセサリー、アースです。
今回はヒューズボックスから取り出します。
余った配線類はインパネのサイドパネルを外したところのスペースにまとめました。
リヤカメラを取り付けます。
リヤカメラの取り付けには専用の型紙を使用して既定の位置にカメラを貼り付けます。
こんな感じで型紙を外側からガラスに貼り付けます。
基準線が内側に透けて見えますので既定の位置にカメラを貼り付けます。
手順としては前後ドラレコの作業手順とほぼほぼ一緒です。特に難しいところはありません。
アルパインデジタルミラー レビュー
デジタルミラーの映り具合はさすがアルパインといった感じです。
文句なしの映り具合といえると思います。
画面をスワイプすることで上下方向に画面を移動することも可能です。
画面の明るさも自動で調整されるので、昼間暗くて見えないとか、夜明るすぎるということもありません。
夜間運転で後ろの車のヘッドライトがまぶしくて運転しずらくなるという状況のなくなります。
左端に日時が表示されているのが何気に便利です。
まとめ
アルパインのデジタルミラーは少々値は張りますが、間違いないものが欲しいという方にはお勧めのデジタルミラーかと思います。
安全装置の一つになるので、いざというとき壊れてしまっては意味がないですからね。
今回は車にドラレコが別についていたのでドラレコ内臓なしのタイプでしたが、ドラレコ内臓のタイプのものもあるので、ドラレコ装着されていない車にはそちらの方がお勧めですね。
デジタルミラーの取り付けを検討されていた方のお役に立てば幸いです。