レクサス メーカー純正ナビ 走行中TV視聴&操作を可能にする方法
レクサスのメーカー純正ナビは走行中TVを視聴しようとしても見ることが出来ない仕様になっています。
また、走行中のナビ操作もできません。
レクサスの純正ナビは、製造工場で装着されるいわゆる「メーカーオプションナビ」というものです。
車がディーラーに届いてからディーラーの工場で取り付けるナビは「ディーラーオプションナビ」となります。
ややこしいですが、それぞれTV視聴を可能にする方法が異なるので間違えないようにしてください。
レクサスのメーカー純正ナビのほか、トヨタのメーカー純正ナビも同様の方法で走行中TV視聴&操作可能にすることが出来きます。
この記事ではレクサスのメーカー純正ナビを走行中TV視聴&操作を可能にする方法を、実際にレクサスISに取り付けたときを例に紹介しますので参考にしていただければと思います。
トヨタ純正ディーラーオプションナビのTV視聴方法は別の記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
レクサス純正ナビ TV視聴&操作可能にするキット
レクサス純正ナビのTV視聴&操作を可能にするためには、ナビキットを取りつける必要があります。
ネットで検索すると、様々なナビキットがヒットしてどれを選べばいいのか迷う場合もあるかと思います。
ちなみに、
『ナビキット』という商品は取り付けると、TV視聴&ナビ操作が可能になります。
『テレビキット』という商品はTV視聴のみ可能になります。
参考にしてください。
おすすめのナビキットはこちらです。
データシステム社製のナビキットになります。
オススメの理由としては、
・安心の日本製でディーラーなどでも使われている。
・車種別の取り付け説明書が付いてくるので、パネルの外し方が分かりやすい。DIY向きです。
・サポートがしっかりしている
などがあげられます。
何を買ったらいいか迷ったときはこちらのナビキットを購入すれば間違いないと思います。
車種別取り付け説明書が付いてくるので、DIY整備向けの商品といえます。
またTV視聴だけできるようにしたいという方にはこちらがおすすめです。
TV視聴のみできるようになる商品です。こちらはナビキットより安価です。
これらのナビキットを購入する際は、車種によって型番が異なる場合があるので、必ず自分の車のナビとの適合を確認してから購入するようにしましょう。
レクサスナビキット 取り付け
ここではレクサスISに取り付けを例に紹介していきます。
レクサスの純正ナビはモニターはあくまでもモニターだけの役割で、本体は操作パネルのところにありあます。
なので取り外していくのはあくまでもナビの本体になります。これはどのレクサスナビでも同じです。
一見難しそうに見えますが、実は意外と簡単に取り外すことが出来ます。データシステム社のナビキットは車種別のパネル取り外し要領書が同封されているのでそちらを参考にパネルを外していきナビ本体を取り外します。
レクサスISのパネル取り外し方法を紹介していきます。
先ずは二―パットを左右外します。
矢印のところに隙間があるのでそこから引っ張ると外れます。
次にコンソール部分のシルバーのガーニッシュを左右取り外します。
赤丸部のスクリュー2本を外して外側に引っ張ると取り外すことが出来ます。
次にセンターコンソールを外していきます。
シフトノブブーツを下に引っ張って取り外したら、ノブを回して外します。
ツメが引っかかっているだけなので、下に引っ張ればとれます。
運転席側のコンソールを固定しているスクリュー一本を外します。
このスクリューを外してドリンクホルダーの方から上に引っ張っていくとコンソールをはずすことが出来ます。
コネクタがいくつかあるので外しながら作業します。
ここまでくるとナビ本体を外せるようになります。
ボルト4本を外して引っ張ると外れます。
ここからナビキットの取り付けです。
ナビ裏のコネクターを取り外します。
灰色のロックが付いた一番大きなコネクタです。
コネクタを外したら灰色のロック部を外します。
薄刃のマイナスなどを使って広げるとはずれます。
ロック部をはずしてスライドするとコネクタを分解することが出来ます。
赤丸のコネクタにナビキットのオス側を取り付けビニールテープを巻いて固定します。
ナビキットのもう片方は先ほど分解したナビコネクタと同じ形状をしているので、分解した時と逆の手順でもとに戻してナビ本体に取りつけます。
ナビキット本体はナビ本体の後ろのスペースに収納します。
ナビ切り替えスイッチは運転席足元に出して、付属の両面テープでパネルに貼りつけます。
後は逆の手順で復元していけば作業完了となります。
エンジンをかけてナビをTVにし、パーキングブレーキ解除状態でスイッチを押したとき、スイッチLEDが点灯しTVが映しだされることを確認します。『TVモード』
そのままもう一度スイッチを押し、スイッチのLEDが点滅しているときに、走行中ナビ操作が出来ることを確認します。『ナビモード』
ちなみにこの商品は工場出荷時はTVモードOFFでスタートするように設定されていますが、TVモードONでスタートするように設定ることも可能です。
TVモードONスタートの方がエンジンをかければTVが見れる状態でスタートするので使い勝手はいいかと思います。
走行中ナビ操作時の注意点
走行中のナビ操作をする際、ナビの車速信号を切った状態になっています。
スイッチのLEDが点滅しているときは車速信号が切れた状態なので、そのまま使用するとナビの自車位置がすこしずつずれてきてしまいます。
ですので、ナビを操作するとき以外はナビモードは必ずOFFにするようにしましょう。
万が一自車位置がずれてしまった場合でも、GPSが信号を受信することで自車位置の修正が行われます。ずっとずれたままの状態にはならないので安心してください。
まとめ
ナビキットの取り付けは、パネルの外し方が難しそうと思われるかもしれませんが、今回紹介したナビキットならパネル取り外し要領書があるので、DIY整備でも比較的簡単に作業することが出来ると思います。
ナビキットの取り付けを車屋にお願いすると10000円以上の工賃がかかる場合が多いかと思います。
DIYで作業することでその分の費用を抑えることが出来ます。
長距離のドライブを快適にする便利にするために是非挑戦してみてください。
この記事へのコメント
レクサスではなく日産リーフのmopナビ
なのですが、車速を入り切りしてナビの
操作は求めませんがテレビだけ見たいのです。
リーフ以前はy51,y50フーガでしたがアース一本
で見れました。今みたいにナビ用カプラーのない
時代にも何度か取り付けたことがあり少しは自分で
出来るかと思いますが、パーキングあるいはテスト端子(不明)
へのアースだけではだめなのでしょか?
いろいろキットは出ていますが基本は同じで大層な装置は
不要かと思います。お教え下されば幸いです。
日産のMOPナビは触ったことがないので、今の私には分かりかねます。申し訳ないです。
日産のDOPナビはアースだけで見られるようになりますね。記事も投稿していますので、あまり参考にはならないかもしれませんが・・・。