80系ヴォクシー フロントバンパー取り外し方法
80系ヴォクシーのフロントバンパー取り外し方法を紹介します。
車のフロントバンパーはどの車種でも大体同じような形で取りついている場合が多く、取り外す時の手順もほとんど同じ手順になります。
フロントバンパーの取り外しは慣れれば10~15分くらい出来てしまう簡単な作業です。
この記事では主に80系ヴォクシーでのバンパー取り外し方法を紹介しますが、そのほかの車両(特にトヨタ車)の場合でも取り外し手順は変わらないので参考にしていただければと思います。
このページの目次
フロントバンパーの取り外し手順
フロントバンパーの取り外し手順を大きく5つに分けて説明していきます。
また、バンパーの取り外し、取り付けの際は二人作業で行う事を推奨します。
一人でやってできないことはないですが、ボディやバンパーに傷をつけてしまう可能性が高いです。
1.バンパーをとめている、ビスやクリップを外す
バンパーを車体にとめているビスやクリップを外していきます。
・ボンネットを開けて、バンパー上部のビスやクリップを外します。
画像の赤丸部の様に大体どの車種も4~5個のビスやクリップでとまっていると思います。ちなみに画像はすでクリップ外れた状態です。
・タイヤハウスにあるビスやクリップを外します。
タイヤハウス内のクリップで上の画像のようなクリップがあります。
このクリップは方法を知らないと外すのにちょっと苦労するかもしれません。
通常の状態では溝が縦になっているはずですので、マイナスドライバーを使用し90度回転させ、横むきの状態にします。
その状態で、下の台座との間にマイナスドライバーなどをさして引っ張り、上の画像の様な状態にすると外れます。
砂などをかんでいると、回転しにくくかったり引っ張ってもなかなか外れない場合があります。無理やりやろうとするとクリップを破損しやすいです。それほど高い物ではないですが余計な出費を抑えるためにも慎重に行いましょう。
・バンパー下部のビスやクリップを外す。
最後にバンパー下部のビスやクリップを外していきます。下に寝転がって作業をすればリフトアップなどをする必要はありません。
全部は映っていませんがバンパー下側に画像の様に取りついています。
大体どの車も6か所ぐらいのビスやクリップがとまっているかと思います。
バンパー下部の角部は大体このようなクリップでとまっていることが多いです。
このクリップの外し方はまずマイナスドライバーで真ん中の部分だけを浮き上がらせます。そうすることでロックが解除されバンパーから取り外すことが出来るようになります。
2.フォグランプとの配線、コネクタの取り外し
バンパーをとめているすべてのビスやクリップが取り外せたら、最後にフォグランプ類のコネクタを切り離します。
比較的新しい車種のフォグランプのコネクタは画像の様にバンパー上部のエンジンルームとの間にあることが多いです。
少し古い車だとバンパーとボディの間に隠れていて、バンパーを外す工程の途中で取り外すタイプのものもあります。
3.バンパー取り外し
バンパーを取り外す際は2人作業で行いましょう。
バンパーを取り外す際は、バンパーが切れるラインにこのようにマスキングテープを貼っておくことをおすすめします。傷つき防止のためです。
バンパーの取り外しは左右のタイヤハウスの方から取り外していきます。
バンパーは画像矢印の部分がツメでとまってます。
結構硬くとまっていたりしますので、慎重かつ大胆にひぱってやることでバコバコっとツメのかん合が外れます。あとはヘッドライトの下部あたりで止まっていることが多いです。
バンパー左右のツメのかん合が外れたら、正面に引っ張るようにして外します。
4.グリル、フォグパーツなどの取り外し
バンパーについている、グリルやフォグなどはすべて取り外すことができます。
これまたビスやツメで止まっているだけです。
80ヴォクシーのバンパーのパーツをとりはずすとこのような感じになります。
バンパーのパーツはこのようにすべてはずれます。
例えばバンパーを新品に交換する際など、グリルやフォグを再使用できる状態ならば通常再使用します。
5.バンパーの取り付け
バンパーを取り付ける際も2人で作業するようにしましょう。
バンパーを取り付ける際は外す時以上に慎重に行いましょう。
バンパーの角部などは特に塗装がはがれやすかったりしますので慎重に、
タイヤハウスのクリップは溝が縦の状態で差し込めばOKです。
まとめ
車のバンパーは実はとても単純な構造でついているだけです。
少しの知識があれば誰にでも簡単に取り外すことが出来ます。
ちなみに、バンパー交換する際のバンパー新品の部品代は60000円前後のものが多いと思います。
グリルやフォグなど再使用可能なパーツを再使用することで、バンパー交換の費用を安く抑えることが出来ます。
ちなみにフォグランプの交換はほとんどの車が、車の下のカバーを外して下から脱着が可能になっているので、バンパーの脱着を行う必要はありません。
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