ナビにスマホ画面をワイヤレスでミラーリングする方法 HDMI応用




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ナビとスマホをHDMI接続して画面を映し出せるようにしたけど、ケーブルなどがごちゃごちゃしてしまいあまりスマートじゃないなって感じることはありませんか?

配線ぐちゃぐちゃ

私の車も配線がこんな感じでごちゃごちゃしていて鬱陶しい状態になっていました。

このごちゃごちゃの配線をどうにかしたいなって考えて見つけた方法が、

『ナビとスマホをワイヤレスミラーリングする方法』です。

今の時代こんなことが簡単にできてしまうことに感動。

 

スマホの画面をワイヤレスでナビに接続するには、ナビのHDMI接続を使えるようにしてあることが前提です。

別の記事でナビのHDMI接続方法を紹介していますでの、まだのかたはまずこちらの記事から読まれることをおすすめします。

すでに、ナビのHDMI接続が可能なナビはそれを応用してとても簡単に安価でワイヤレスでの接続を可能にできます。

この記事で詳しく紹介していきますので参考にしていただければと思います。

スマホの画面をワイヤレスで接続 『Any Cast』を使用する

スマホの画面をナビにワイヤレスで接続する最も簡単で安価な方法は『Any Cast』という商品を使用することで可能です。

こちらが『Any Cast』という商品になります。

どのようなものなのかというと、本体をHDMIに接続しスマホと『Any Cast』がWi-Fi通信を行うことで、スマホの画面をナビなどの画面にミラーリングできるようにするものです。

いわゆるグーグルなどから出ている『chrome Cast』のパクリ商品みたいなもんです。

パクリ商品だからといって侮ってはいけません。その機能は本家のものとそん色ないくらいに使うことが出来ます。それでいて本家よりかなり安価に手にはいります。この辺は中華商品の得意技で、DIY車イジリの定番!

無線通信にありがちな遅延なども個人的にはほとんど気にならないレベルですし、通信状態も安定しています。

よりパワフルな性能がほしいという方は本家の『chrome Cast』を使用するのが良いと思います。

 

それではナビとの接続方法を紹介していきます。

ナビとスマホ『Any Cast』の接続方法

先にも説明した通りナビにスマホの画面をワイヤレスで映し出すためには、ナビのHDMI機能を使用できる状態にしてある必要があります。

まだ、HDMI機能を使えるようにしていない場合はこちらの記事を参考にしていただき有線でのHDMI接続を出来る状態にしてください。

 

・ナビのHDMIケーブルに『Any Cast』を接続します。

・『Any Cast』に付属している、USB電源兼Wi-Fi受信部ケーブルを接続します。

・USBポートから電源を取ります。

USBポートが足りないという場合も、簡単に増設が可能です。

USBポートの増設方法を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

・Wi-Fi受信部は陰にならないようにした方が良いですが、パネル一枚隔てるくらいなら通信状態に影響なかったので見えないところに隠してもいいかも。

エニ―キャスト

これで、ナビと『Any Cast』の接続は完了です。

 

次にスマホと『Any Cast』の接続をしていきます。

車のエンジンをかけ、オーディオメニューをHDMIにすると以下のような画面が表示されます。

エニ―キャスト

こちらの右上にあるPSKというのがWi-Fiのパスワードになっています。多分どの個体も「12345678」です。

スマホのWi-Fi設定画面から『Any Cast』を選択し先ほどのパスワードを入力します。

Wi-Fi 設定

これでスマホと『Any Cast』がWi-Fiで接続された状態になりました。

これだけだとまだ、ナビにスマホの画面は表示されていないと思います。

 

スマホのコントロールセンターを表示します。

ミラーリング

画像赤丸部の「画面ミラーリング」をタップします。すると『Any Cast』を選択できるようになっています。

ミラーリング

タップすることで、スマホの画面がナビの画面に映し出されます。

エニ―キャスト

iPadの画面をミラーリングしてみた画像です。

 

スマホの画面をワイヤレスでナビに映しだすミラーリングの完了です!お疲れ様でした。

一度Wi-Fi接続しておけば次からはエンジンをかけたとき自動的につながります。画面をナビに映しだすにはコントロールセンターから画面ミラーリングをタップする必要があります。

 

ナビでYouTubeを楽しむもよし、グーグルマップで最新地図を表示するもよし。もちろん横画面にすればナビ全体にスマホの画面が広がります。

その他HDMI接続を可能にすることで何が出来るのかを別の記事でまとめていますのでよかったら参考にしてください。

まとめ

ケーブルやAny Cast本体はナビやパネルの裏にすべてうまくしまい込んで、電源もそのまま裏でとれるようにするとよりスマートですね。

DIY車イジリのセンスの見せ所!

スマホの画面 ナビ

 

これで車の中が配線とケーブルだらけになってしまう状態を改善できました。

車の中の配線ぐちゃぐちゃをすっきりさせたい方はぜひ試してみて下さい。

ちなみに、『Any Cast』は自宅のTVに接続して使用することも可能ですので、さまざまな使い方が想像できますね。

この記事へのコメント

  1. 分かりやすい説明で、すごくありがたいです!
    ここで一つ疑問ですが、
    車内での「WI-FI環境」は、「デザリング」ということでしょうか??
    Any castにしても、クロームキャストにしても、
    自分からWI-FIを発信するわけではないですよね??

    今回カーナビを新調し(まだ買ってませんが・・・)、
    配線から取付まで自分でやろうと思い、ネット上で説明書を読みあさり
    ここにたどり着きました!
    他にもいろいろ、参考にさせて頂きます!
    上記WI-FIの件、面倒でなければ
    ご回答お願いします。

    1. ぱるかん ぱるかん より:

      スマホはモバイルデータ通信(4G)で、動画などをストリーミング再生します。
      Any castとスマホがWi-Fi通信をしミラーリングされます。

      Any cast自体がデータ通信を行うワケではありません。
      あくまでもスマホの画面、音声をナビに映し出すためのものです。

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