車 ウォッシャー液の補充方法 水だけではダメな理由
みなさんはウォッシャー液量の点検を自分で行ったことがありますか。
この記事では車のウィンドウォッシャー液の補充方法と、補充するときに水だけではダメな理由を紹介していきます。
車のウォッシャー液には通常青色の液体が補充されていることが多いかと思います。
上の商品のようなウォッシャー液でホームセンターなどでも安く販売されています。
ウォッシャー液の補充は車の知識がまったくない人でも簡単に補充することができるので、切らしてしまった場合は自分で補充を行ってみましょう。この記事でやり方を参考にしていただければ誰でも簡単に作業出来ます。
また、ウォッシャー液を補充す際は「水」だけ入れるのはダメです。
ウォッシャー液の現役を補充する必要性も紹介していきますので参考にしていただければと思います。
ウォッシャー液の補充方法
ウィンドウォッシャー液の補充はボンネットを開けたエンジンルームから行います。
この様にワイパーのマークが書いてあるフタがウォッシャー液補充口です。
車によってついている箇所は様々ですが、エンジンルームの端っこのほうについている場合がほとんどですね。エンジンルームを覗いたときに必ず見つかる位置についています。
このとき、冷却水のリザーバータンクと間違えないように注意してください。
上の画像の様な、ピンク色または緑色の液体が入っているタンクはエンジンの冷却水のタンクになります。
ウォッシャー液の補充口を見つけたら蓋を開けて、ウォッシャー液を補充してください。
なるべくこぼれないように補充した方が良いですが、こぼれてしまってもエンジンルームなどにはほとんど影響はないのでそれほど慎重になりすぎなくても大丈夫です。
気になるようなら、最後空になったボトルに水を入れて流してやればOKです。
ウォッシャー液のタンクは空の状態だと2~3リットルほどのウォッシャー液が入ります。
この様に2リッター売りで販売していることが多いですが、空のタンクには丸々一本入ります。
この様に口切一杯まで補充しちゃってOKです。1本使ってもいっぱいにならなかった場合は水道水を足してください。
蓋をして、周りにこぼれた場合は水で流しておきましょう。
これで、ウォッシャー液の補充は完了です。
ウォッシャー液補充 水だけではダメな理由
ウォッシャー液を補充する際に水だけではダメな理由ですが、
「冬場の凍結を防ぐため」です。
水は0度で凍結しますが、ウォッシャー原液には凍結温度を下げる性質があります。
水だけ入れた場合、冬場はウォッシャー液が凍ってしまい出なくなってしまいます。それどころか、水は氷ると体積が増えますので、最悪の場合ウォッシャータンクが破損する可能性があります。
下の画像は水と氷の結合イメージ。左が水。右が氷。
出典:http://sciencenet.seesaa.net/article/431177317.html?1452003018
また、最近の車はLEDのヘッドライトが増えています。LEDヘッドライトにはレンズに付着した雪氷を解かすためにウォッシャー液をライトに噴射する機能がついているものがあります。
上の画像のようなヘッドライトの下に四角い蓋が付いているのがそのタイプです。
視界確保のためしっかりと融解するためにも原液を入れることは大切です。
以上のような事態を防ぐためにも、ウォッシャー液を補充する際はウォッシャー原液を同時に補充するようにしましょう。
つまり、寒い地域になるほどウォッシャー液の重要度は増すといえます。
また、ウォッシャー液には使うたびにガラスコーティングなどを施してくれるものもあります。
ウォッシャーがからになったタイミングなどで、このような商品を補充すれば同時にコーティングもしてくれるため一石二鳥ですね。
まとめ
ウォッシャー液の補充を行った際は、オイル量のチェックや、冷却水量のチェックなども同時に行ってあげるといいと思います。普段自分ではなかなか見ない箇所だと思うので。
ちなみに、ガソリンスタンドで給油しているとたまに、ウォッシャー液の無料補充をしてくれるあんちゃんがいると思いますが、あれはほとんどの場合ボンネットを開けさせてもらう口実です。
無料でウォッシャーを補充してもらうはずが、いらぬものをおすすめされてしまった・・・なんて経験がある方も多いかと思います。
ウォッシャー液の補充は自分で簡単にできる項目のひとつになるので、DIY作業に挑戦してみてください。