トヨタ ３ＳＺエンジン ファンベルト交換方法
トヨタの３ＳＺエンジンというエンジンのファンベルト交換方法をまとめた記事になります。
３ＳＺエンジンは商用バンの車両に現在でもつかわれている主力のエンジンです。
ファンベルトはオルタ、ウォーターポンプ系とエアコンのコンプレッサ系の２本ベルトで構成されています。
ＤＩＹ整備での交換も可能な種類になると思いますので、記事を参考にしていただいて交換に挑戦していただきたいと思います。
３ＳＺエンジン ファンベルト 交換方法
まずは、ベルト交換の際に邪魔になるエンジンのアンダーカバーを取り外してください。
エアコンのコンプレッサのベルトを取り外します。
赤い矢印の１４ｍｍのボルトを緩めてから、赤丸部のアジャストボルトを緩めれば、エアコンのベルトを取り外すことが出来ます。
次にオルタのベルトを取り外します。オルタのベルトはエンジンルームの上からアクセスします。
サイドブレーキレバーが邪魔になるので、下のカバーずらします。
赤丸部の１２ｍｍのボルトを４本取り外しことで動かすことが出来るので、邪魔にならない奥の方へずらしておきます。ワイヤー類を完全に取り外す必要はありません。オルタにアクセス出来ればＯＫなので。
サイドブレーキのレバーをずらしたらオルタにアクセスできるようになります。
オルタネータの下側１４ｍｍのボルトを緩めます。画像は下から撮影していますが、エンジンルームの上から緩める事が出来ます。
次にオルタネータの上側のボルト赤丸部の１２ｍｍを緩めます。
最後に矢印の１２ｍｍのアジャストボルトを緩めればベルトを取り外すことが出来ます。
あとは逆の手順でベルトを戻していけば完了です。
オルタのファンベルトの方はベルトが長くかけかたがちょっと複雑なので、外す前にイラストを描いておくといいかもしれません。ベルトをかける際は下まわりの方からかけるとやりやすいと思います。
トヨタ ３ＳＺエンジン ファンベルト交換 まとめ
３ＳＺエンジンのベルト交換は難易度的には簡単なので、ＤＩＹ整備初心者の方でも意外と簡単にできると思います。
交換作業自体はエアコンのベルトを取り外す際は下まわりに潜るようなのでそこがちょっと難点ですかね。ジャッキとウマが必要になるかもしれません。
ベルト交換の工賃は５０００円ほどかかる場合が多いので、ＤＩＹ整備で行うことで結構な金額の節約になりますよ。
交換時期の目安としては走行距離が５万ｋｍ～７万ｋｍくらいの時期ですかね。交換時期としてはどの車両でもあまり変わりはありません。
３ＳＺエンジンのベルト交換ぜひ挑戦してみてください。