20系ヴェルファイヤ バッテリー交換方法と費用
20系ヴェルファイヤのバッテリー交換方法を紹介します。
20系ヴェルファイヤはバッテリーが弱くなってくると、エンジンをかけるときの「キュンキュンキュン」というクランキング音が、結構極端に弱々しくなるので、交換時期はわかりやすい方だと思います。
車のバッテリーは、3年くらいから劣化が始まり、5年目くらいには交換が必要となります。
もちろん、車の使い方などによって、寿命には差が出ますので、クランキング音などと合わせて交換時期を判断します。
20系のヴェルファイヤのDIYで簡単にバッテリー交換することが出来ますので、ぜひ挑戦してみてください。
バッテリー交換の際に注意すること
車のバッテリー交換を行う際はどの車でも共通して、注意する点があります。
バックアップをとりながらバッテリー交換を行うことです。
バックアップをとらずにバッテリー交換を行うと、エンジン不調など思わぬ不具合を招く恐れがありますので、必ずバックアップをとりながら、バッテリーの交換作業を行うようにしてください。
バックアップって何ぞや?という方は下の記事に詳しくまとめていますので、参考にしてください。
また、プラス側をボディにショートさせないように注意してください。
プラスターミナルがボディなどに触れるとショートしてしまうので、プラス側のターミナルは絶対にボディに触れないようにしてください。
20系ヴェルファイヤ バッテリーサイズと費用
ヴェルファイヤに純正でついているバッテリーサイズは『55D23L』というサイズのものになります。
基本的にバッテリーを交換する際は同じサイズのものを用意すればOKです。
交換するバッテリーは何がいいのか迷っている方にはこちらのバッテリーをおすすめします。
値段は約14500円となります。
ACDELCOとうメーカーのバッテリーでトヨタディーラーでも使われていますので信頼度も抜群です。
サイズは60D23Lでメンテナンスフリーですので、バッテリ液の補充などはいりません。60D23Lというサイズなので、純正のバッテリーより少し性能のいいものになります。
バッテリーサイズの表記で語尾につく『L』はマイナスターミナルの位置を表します。『R』のバッテリーは取り付けることが出来ないので、間違えないようにしてください。
20系ヴェルファイヤ バッテリー交換方法
20系ヴェルファイヤのバッテリーを交換する際は、エンジンルームなどのカバーを少し外す必要があります。カバーといっても簡単に外すことが出来ますので、DIY作業で簡単に交換ができます。
エンジンルームのカバーを外します。
赤丸部3か所ともう一つ写真が切れてて見えませんが、この奥に計4か所クリップがとまっています。
マイナスドライバーなどを使って外します。
カバーを外すと、バッテリーホルダーをとめているボルトが見えます。
赤丸部2か所でバッテリーホルダーが固定されています。
手前側のボルトは12mmのボルトになりますので、注意してください。
バッテリホルダーを緩める前に、プラス側の配線のクランプを外しておきます。
赤丸部2個所のクランプを外しておかないと、ホルダーを外すことが出来ません。
クランプの外し方はとても簡単です。
マイナスドライバーをクランプの隙間に入れてこじれば簡単に外すことが出来ます。
画像の位置にマイナスドライバーを差込み、こじれば簡単に外れます。
クランプが外れた状態です。
この状態になったらバッテリーホルダーの12mmのボルトと10mmのナットを緩めてバッテリーホルダーを外します。
バッテリークランプの10mmのナットを緩めます。赤丸部2か所。
クランプを外す時はマイナス側から外すのが基本です。反対に取り付ける際はプラス側から取り付けます。
20系ヴェルファイヤのバッテリーにはプラダン製のバッテリーカバーみたいなのが付いていますので、新しいバッテリーを取り付ける際に、忘れずに取り付けてください。
後は逆の手順で取り付けてお置けばOKです。
ターミナルのクランプはしっかりと奥まで入ってるのを確認して、ナットを締め付けてください。中途半端な位置だと、ゆるみの原因になったりします。
最後にエンジンのカバーを取り付けるときは、ツメの部分が全部ちゃんと入っていることを確認してください。
画像はカバーのツメが浮いてしまっている状態です。この様な状態だと、カバーがしっかりと取りつきません。クリップの浮きの原因にもなります。
交換が完了したら、エンジンを始動して問題なくかかればOKです。
新しいバッテリーには交換した年月をマジックなどで書いておくと、次回交換時の際の目安となります。
20系ヴェルファイヤ バッテリー交換 まとめ
20系のヴェルファイヤも基本的に他の車と同じようにバッテリーを交換することが出来ます。
ヴェルファイヤに積んであるバッテリーは大きくて、重量も重いので、車から取り外す際は腰などを傷めないように注意して行ってください。
ヴェルファイヤは車が大きい分搭載されているバッテリーも比較的大きなものになります、値段もそれなりにしてしまいます。DIYで交換を行うことで、バッテリー交換の出費を最小限に抑えることが出来ます。
車のバッテリーを5年近く交換していない方は、突然のバッテリー上がりなどを防ぐためにも一度交換を検討することをおすすめします。