ダイハツ タント ミッションオイル漏れの修理
ダイハツタントのミッションオイル漏れの修理内容です。
- 年式H21.12
- 型式L375S
- 走行距離5万5千km台
この車両は駐車場にオイルが垂れている跡があるということで修理をすることになりました。
ミッションオイル漏れ箇所の特定の点検
早速リフトアップして下回りを点検してみます。
赤いオイルがしずくになっているのがわかるかと思います。白いウエスで拭くと赤く汚れます。赤いオイルはミッションオイルの特徴なので、まずはミッションオイルの漏れだというきりわけができます。エンジンオイルの場合はもっとこげ茶色の色をしています。
上の写真は清掃した後に撮影したものなのでそこまで汚れていませんでが、点検直後はもっと真黒でオイルでビタビタの状態でした。
ミッションオイル漏れで場所がデフ付近のものは、ドライブシャフトのオイルシールからの漏れが定番ですのでドライブシャフトオイルシールの交換を行いました。
部品と工賃合わせて1万2千円くらいですかね。
オイルシール交換後に不具合再発~不具合箇所特定
数日後まだ駐車場にオイルが垂れているということで再入庫。
リフトアップして下回りを点検すると確かに同じように漏れている。オイルシールをうち間違えたかと思ったが、シールの周りはそんなに汚れがひどくない。どうやらオイルシールの打ち込みはOKのようだ。
バッテリー類を外してミッションの上の方を点検をしてみることに・・・ん?なんか上の方も漏れている跡があるぞ。これはドライブシャフトのオイルシールが原因ではなかったのか。
点検して調べていくとミッションハウジングの合わせ面からのオイル漏れだということが判明。この不具合はこの年式のダイハツ車では結構多い不具合らしいです。
写真真ん中の割れ目の部分。ここにはガスケットがミッション一周を囲うように入っておりそのガスケットの不良が原因でオイルが漏れてきてしまったいることが判明しました。
ダイハツ タント ミッションオイル漏れの修理まとめ
さて困った。ここのガスケットはミッションを下してミッションを割らないと交換はできない。修理代がかなり膨らんでしまうぞ。
多分工賃だけでも10万円近く。そんなに高い修理はなかなかできないですよね・・・。
そこでまずはリークストップオイルを添加してオイル漏れが止まるかを試してみることにしました。
すると驚きの結果が・・・。
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