トヨタ ディスプレイオーディオ 走行中TV視聴可能にする方法 DIY作業
最近ナビの代わりにトヨタ車に標準搭載されるようになった「ディスプレイオーディオ」
このディスプレイオーディオは別途料金を支払うことでテレビを視聴することが出来るようになります。
しかし、これまでのナビ同様で走行中は音声のみ流れる仕様になっています。
ディスプレイオーディオでの走行中のTV視聴をあきらめてた方も多いかもしれませんが、新型のディスプレイオーディオでも走行中TV視聴を可能にする方法があります。
この記事ではトヨタ純正ディスプレイオーディオで走行中TV視聴可能にする方法をまとめていきます。
それほど難しい作業はなくDIY作業可能ですので参考にしていただければ幸いです。
今回はハリヤーで作業した時の写真をもとにまとめますが、車種が違くてもナビ裏のコネクタ等はほとんど同じなので参考になるかと思います。
このページの目次
TVキットを使ってTV視聴を可能にする
ディスプレイオーディオを走行中TV視聴可能にするには、市販のTVキットというものを使うことで簡単にTV視聴が可能になります。
ネットなどで調べるといろいろな種類のTVキットが売られていてどれが良いのか迷ってしまう方も多いかと思います。
そんな方にはこちらのTVキットをおすすめします。
オススメするポイント
・トヨタディーラーなどでも同じキットを使用している。
ディーラーがTVキットを使用してTV視聴可能にする場合こちらのキットを使用して作業していますので安心して使用できます。
・車種別のディスプレイオーディオの取り外し手順書がイラスト付きで同梱されている。
ナビまわりのばらし方がわからなくて作業が不安な方にも作業しやすくなっています。
・基本的にカプラーONで接続できるので、配線カットなどのややこしい作業はいらない。
・機能をON、OFFするスイッチが純正風で後付け感がない。
どのTVキットを購入するか迷った方はこちらの商品をおすすめします。
車種ごとに品番が異なりますので、購入する際は適合を間違えないようにしてください。
TVキット取り付け方法
ここからは実際にTVキットを車に取り付けるまでの流れを説明します。
ハリヤーに取り付けたときの画像を使いながら説明します。違う車種でもほとんど手順は同じですので参考にしていただければと思います。
また作業を行うにあたって内貼りはがしなどの工具があるといいです。
クラスターアッパーパネル取り外し
ナビを取り外すためにクラスターアッパーパネルを取り外します。
ナビ画面の裏側についている部品です。
隙間に内貼りはがしなどを入れながら上に引っ張ればはずれます。
センサー類のコネクタがある場合は外しましょう。
ディスプレイの取り外し
ディスプレーオーディオは画面部分と本体部分が別々になっている構造です。
先ほどのパネルを取り外したことより、ディスプレイを固定しているボルトが見えます。
上の画像のディスプレイボルトの方をまずは外します。左右に1つずつあります。
ボルトが外れたらディスプレイを手前に引っ張ると外すことが出来ます。
裏側についているコネクタ類をすべて外し、完全にディスプレイを取り外しましょう。
ナビユニット取り外し
ディスプレイを取り外すと次はナビユニットを外せるようになります。
TVキットを取り付ける個所はこのナビユニットの裏側のコネクタになります。
上の画像の左右にあるナビユニットボルトを取り外しはナビユニットを手前に引っ張り出します。
28ピンコネクタの取り付け
ナビユニットを引っ張りだしたら、28ピンコネクタにTVキットのコネクタを割り込ませます。
上の画像はコネクタを外した状態です。赤丸が28ピンコネクタです。
取説にも書いてありますが、28ピンコネクタはナビユニット裏に2つあるので間違えないようにしてください。
取説の画像を合わせながら行えば間違えることはないと思いますのでご安心ください。
TVキットを割り込ませるとこんな状態になります。
30ピンコネクタ取り付け
次に30ピンコネクタを先ほどと同じようにTVキットに割り込ませます。
こちらも取説のイラストを参考に探せば間違えることはないと思います。
このコネクタにもTVキットを割り込ませます。
イルミネーション線接続
先ほどの30ピンコネクタからイルミネーション線をTVキットのオレンジの配線につなぎます。
線をつなぐための分岐タップも付属しています。
この配線をつなぐことにより、ライト点灯した時にTVキットスイッチ本体のライトも点灯するようになります。
なので、つながなくてもTVキットの機能に影響はない線になります。
スイッチ取り付け
最後にスイッチの取り付けを行います。
ハリヤーの場合は運転席右側のスイッチ類が並んでいるパネルに取り付けます。
ここまで配線を通すのが少し大変かもしれませんが、ステアリング下の隙間をうまく利用すれば綺麗に隠して配線することが出来ます。
上の画像の様に足元エアバックの取り付けのツメをうまく利用して配線を通すと綺麗にまとまります。
復元 完成テスト
配線が完了したら、TVキット本体にすべてにコネクタを接続しナビ裏に綺麗にまとめながらナビユニットを戻していきます。
配線等を挟まないように注意してください。
エンジンをかけて、サイドブレーキをおろしギヤをドライブに入れます。
画面が音声のみになり、次にTVキットのスイッチを入れたとき、映像が映ることを確認して下さい。
動作に問題なければ作業完了となります。
まとめ
トヨタのディスプレイオーディオはこの方法で、走行中TVを見られるようするのが今のところ一番ベストだと思います。
ディーラーやカー用品店などではディスプレイオーディオTV解除の作業はやってくれないところが多いみたいです。
やってくれたとしても多額の工賃が掛かってしまう場合がほとんどです。
一見難しそうですがこの作業はやってしまえば意外と簡単にできてしまいます。
自分で作業すれば工賃分の費用が掛からなくて済みます。
ぜひDIY作業に挑戦してみて下さい。