誰でもできるドラレコ取り付け DIYで取り付ける方法を紹介します
最近ニュースなどでも話題になることが多い、危険運転。
元々ドライブレコーダーって万が一の事故の時の映像を残す為に取り付けることが多かったと思います。
しかし最近はニュースなどでも取り上げられることが多くなったことから、危険運転を回避する有効な手段の一つとしてドライブレコーダーの取り付けを検討しているかとも多いかと思います。
ここ数年でドラレコを取り付ける人がかなり増えてきており、多数のメーカーから種類や機能も様々なものが販売される様になってきました。
選べる種類が多くなった分、何を買ったらいいのか迷ってなかなか手を出せずにいる方も多いのではないでしょうか?
私もその一人で「ドラレコつけたいなあ」とは考えていても、なんか面倒でなかなか取り付けるまではいきませんでしたが、今回やっと取り付けました。
取り付けはDIYで行ったので、取り付け工賃はもちろんタダです。
ドラレコの取り付けって実はめちゃくちゃ簡単に誰にでもできちゃいます。
この記事では初心者の方でも、ドラレコがDIYでスマートに取り付けできるように、手順を詳しく説明していきます。
また、これからドライブレコーダーの購入を検討している方へは私が実際に取り付けたドラレコも紹介します。
何を買ったらいいか迷っている方は参考にしていただけると嬉しいです。
ドラレコの紹介 私のおすすめは「VREC-DZ300」
私が取り付けたドラレコはパイオニア製の「VREC-DZ300」というドラレコです。
このドラレコを選んだ理由として次の3点がポイントとなりました。
・フロントガラスに直接貼り付けるタイプ・・・見た目がスマート!
・イベント録画機能付き・・・ドラレコ必須機能!
・駐車監視機能・・・当て逃げ犯を逃さない!
以上の3点が私がこのVREC-DZ300を選んだ大きな理由です。
とにかく見た目が純正のようなシンプルなデザインのものにしたかった、基本のドラレコの機能をしっかりと抑えてあり、かつ値段も高くないもの。
ここがポイントでした。
ドラレコといえば取り付けステーが付いているタイプが一般的だと思います。
この画像のようなタイプ。
でもこれって、後付け感丸出しでなんかスマートじゃないんですよね。
ガラスに直接取り付けるタイプは・・・
こんな感じで見た目すっきりしていてスマートに見えませんか?
ここら辺は好みの問題もあると思うので、自分の好きな方を選べばいいと思いますが、直接貼り付けるタイプの方がいいなって方には「VREC-DZ300」はかなりおすすめです。
私自身取り付けてみてめちゃくちゃ満足しています。
「VREC-DZ300」の詳しいレビューは別の記事にもまとめていますので、ドラレコ選びの際の参考にしてください。
一般的なドラレコの取り付け方法
最近の市販のドライブレコーダーはシガーソケットに挿すだけで使えるタイプのものがほとんどです。
こんな感じでシガーソケットに挿して、カメラをいい感じの位置に張り付け、配線が邪魔にならないようすれば使用できるようになります。
上で紹介したVREC-DZ300もシガーソケットに挿せば使えるタイプです。
しかし!!!
私的にはこの使い方はナンセンス!!!
配線がごちゃごちゃしがちでかっこよくないし、シガーソケットに挿しっぱなしで使うというのがどうもスマートじゃない。
今回ドラレコ取り付けに当たってスマートに取り付けることにこだわっているので、そのままシガーソケットに挿して使う方法は却下です。
配線がごちゃごちゃにならないようにスマートに取り付けるには、ナビ裏からアクセサリー電源(ACC電源)を取り出し、配線を隠しながら取り付けます。
方法については次で詳しく紹介していきます。
ドラレコをDIYでスマートに取り付ける方法
ドラレコの必要な配線はアクセサリー電源とアース線の2つだけです。
アクセサリー電源については「エレクトロタップ」を使うことで、ナビの裏側のコネクタから簡単に取り出すことが出来ます。
ナビ回りのパネルの外し方はカロッツェリアのサイトを参考にするといいと思います。車種を選択して『フィッティングガイド』→『取り外し分解図』から車種ごとにわかりやすく掲載されています。
また、今回取り付けたVREC-DZ300はシガーソケットタイプの電源でしたので、これとは別に「後席増設シガーソケット」を用意します。
こんな感じの物を用意します。
カー用品店で数百円で売ってると思います。
そしてこいつのソケット部分をぶった切ります。
プラスの配線がどちら側かわかるようにしておいてください。
ソケットを分解したときにヒューズにつながっている側がプラスです。
プラス配線をエレクトロタップを使い、アクセサリー電源につないでいきます。
マイナス側にはワニ口端子を圧着してこのような状態にしておきます。
カロッツェリアのサイトをもとにナビ回りのパネルを外し、ナビ裏からアクセサリー電源の配線を探します
トヨタ車の場合は10ピンコネクタの灰色の配線がアクセサリー電源となります。
赤丸部の様に、エレクトロタップを使って電源を取り出します。プライヤーでしっかりと締めてください。
アースはナビの横のステーにつなげばOKです。
この画像の様にステーのネジ部につなぎます。2つついていますが黒い方がドラレコの配線です。
これで電源の取り出しは以上となります。
ドラレコのソケットを、増設ソケットにつなげて正しく電源が取れているか確認しましょう。
この様につなぎ目はビニールテープを巻いて抜け防止をしておきます。
ドラレコ本体に配線をつないで、エンジンをかけたとき電源が入れば、正しく配線が出来ているということになります。
ドラレコに電源が入っている状態で取り付け位置を決めていきます。
画面の映り具合を見ながら、ちょうどいい場所を探します。
通常は助手席側に取り付けて、運転中の視界になるべ入らないようにと取り付けます。
貼り付け位置が決まったら、マスキングテープで貼りつけ位置をマークしておきます。取りつけるガラス部は必ず脱脂を行ってから取り付けてください。
今回取り付けたドラレコには脱脂用ペーパーが付属していました。
ドラレコを貼りつける際は必ず脱脂を行ってから、貼りつけてください。数年後に貼りつき具合などに違いが出ることがあります。
脱脂をおこなったら決めた位置にドラレコ本体を貼りつけます。
ドラレコ本体の位置が決まったら、余った配線を隠していきます。
天上の中にグイグイ配線を入れて助手席側のピラーのところまで配線を通します。
ピラー部分に配線を通していきます。
ピラーはウェザーストリップというゴムの部分をはずして、隙間に手を入れて引っ張れば外れます。
この様にもともとある配線にはわせて、結束バンドで固定していきます。
ここまで配線を通すことが出来たら、グローブボックスを外して開いているスペースに配線をまとめます。
この画像の様に結束バンドを使って、余った配線を束ねて他の配線などに締め付けます。
今回取り付けた車は80ヴォクシーだったのですが、80ヴォクシーの場合アッパーボックス裏側に配線をまとめました。
アッパーボックスがあるタイプの車種は基本的に、その中に隠すといいと思います。
これを取り外すします。
このスペースに結束バンドなどを使いながら収納しました。ちなみにナビ関係の配線も多数収納されてると思います。
余った配線の処理が済んだら、パネル類を元に戻していき、作業終了となります。
外からの見た目も純正っぽくていい感じ、配線もごちゃごちゃして見えることなく、綺麗にスマートに取り付けることが出来ました。
ドラレコDIY取り付け まとめ
文章と画像だけで説明しようとすると、なかなか難しいです。
ちょっとわかりずらいところもあったかと思います。申し訳ないです。
なんか難しそうだなと思った方もやってみると意外と、なんだこんな簡単に取り付けることが出来るんだって思うはずです。
ドラレコの取り付けは、車屋などに頼むと8000円前後の工賃を取られるところが多いかと思います。
DIYで取り付けを行えば、8000円分のお金を浮かせることが出来ると思うと、結構おおきな金額ですよね。
これから、ドラレコを取り付ける車はますます増えていくと思います。
なんとなくめんどくさくてつけるのを先のばしにしている方は、この記事を参考にしていただいて、取り付けていただければ嬉しく思います。
また、別の記事でも、ドラレコの取り付け方法を紹介していますのでそちらも合わせて参考にしてください。
この記事へのコメント