ナンバープレート ロックボルトをアダプターなしで外す方法
ナンバープレートの盗難防止用として使用されている、ロックボルト。
これって専用のアダプターがないと、基本的に外せないようになっています。そのためのロックボルトですからね。
この様な形状をしているものですね。『マックガード』と呼ばれたりもします
特に中古車の場合が多いと思いますが、ナンバー変更などをする際にナンバープレートを外すことが出来なくて、焦ったことがある方も多いと思います。
専用のアダプターが車にあればまだ希望はあるのですが、どこを探してもない場合結構絶望的になりますよね。
しかし、安心してください!そんな絶望的状況でも、ナンバープレートのロックボルトを外す方法があります。しかも、道具があれば結構すんなり外すことが出来ます。
この記事で詳しく紹介しますので、参考にしてください。
ナンバープレートのロックボルトの外し方
今回紹介する方法は、ナンバープレートを変更する場合が大前提となります。
なぜなら、この方法でロックボルトを外した場合確実にナンバープレートに傷がつくからです。
ナンバープレートを再使用する場合などはこの方法はお勧めしません。
それでは、ロックボルトの取り外し方の手順を紹介します。
1.ナンバープレートのロックナットの上と下の部分をグラインダーで平らにします。
画像の赤線部分をグラインダーで平らに削ります。
この工程でほぼ100%ナンバープレートには傷が付きます。グラインダーを滑らせてボディに傷をつけないようくれぐれも注意してください。
グラインダーなんて持ってねえよ!って方もいるかと思います。その場合は棒ヤスリでひたすら削ってください。
こんな感じの棒ヤスリを用意して、ひたすらに削ります。 ホームセンターなどにも安く売ってます。
時間はかかるけど頑張ります。
2.プライヤーでつかんで緩めます
ロックボルトの上と下の部分がある程度平らになると、プライヤーでがっつりつかむことが出来るようになります。
通常ロックボルトは頭がつるつるしているので、滑ってしまいうまく掴む事が出来ません。
ロックボルトの上下を平らにすることで、画像の様にがっつりつかむことが出来るようになります。
後は緩める方向に回すだけです。
緩めるときの力のかけ方も結構重要です。
掴む力8割、回す力2割くらいの割合で緩めるとうまく緩まるかと思います。
緩める際のおすすめのプライヤーは『ネジザウルス』です。
このネジザウルスは結構な優れもので、プライヤーの先端が独自の形状をしており、なめってしまったプラスネジなどの頭をつかんで緩める事が出来ます。
DIY整備を行う方は、なにかと助けられる場面もあると思うので一つ所有しとくといい工具だと思います。
この方法を使ってナンバープレートロックボルトを緩めることが出来ます。
基本的に封印の中のボルトは通常のボルトが使われていますので、3つのロックボルトをこの方法を使って外します。
電動のグラインダーがあれば5分もあれば全てのロックボルトを緩めることが出来ますが、ない場合は根気で頑張ってください。
ナンバープレートロックボルトの外し方 まとめ
そもそもこのロックボルトはそこまで大きな力では締まっていません。なので運が良ければ、そのままの状態でもプライヤーでつかんで緩めることが出来る場合もあります。
なのでまずそのままの状態で、プライヤーで緩めてみて無理なら、ロックボルトの頭を潔く削る事をおすすめします。
ちなみに私はこの方法で、今まで100%ロックボルトを緩めることに成功しています。
ナンバープレートのロックボルトを緩めることが出来ずに困っている方は、この方法を試してみてください。