スマートキーの電池交換方法や交換時期について
トヨタ車に使われているスマートキーの電池交換方法などについてです。
スマートキー装着車は開錠や施錠、エンジン始動時にカギを出さなくていいのでとても便利ですね。
スマートキーはカギに内蔵されている通信機が常に車と通信を行うことでそういったスマート操作を可能にしています。なので通信を行う際の電力としてボタン電池を使っており、電池の定期的な交換が必要となります。
スマートキーの電池交換は実はとても簡単にできるので、しばらく交換をしていなくて気になっている方は、この記事を参考にしていただきご自分で交換を行ってみてください。
また、万一電池切れを起こしてしまったときの開錠方法やエンジンのかけ方については別記事でまとめておりますのでそちらも参考にしてください。
『スマートキーが電池切れした時のカギの開け方とエンジンのかけ方』
スマートキーの電池交換時期
電池の交換時期
スマートーの電池の寿命は使い方にもよりますが、およそ2年間といわれております。なので車検の時に交換するようにすれば電池切れせずにつかえるかと思います。
そのほかにもスマートキーの電池残量を確認する方法があります。
一番手っ取り早い方法がスマートキーについているLEDの点灯を確認する方法です。
この画像赤丸部分のようにスマートキーには電池残量が確認できるLEDが点灯する窓が付いています。
スマートキーのボタンを押したときにこの窓のLEDが赤く光れば電池残量はまだ大丈夫です。ボタンを押しても光らない場合は電池残量が少なくなっていますので交換をおすすめします。
そのほかにも車種によってはメーター内にカギのマークを点灯させてキー電池の残量が少なくなったことを知らせてくれたり、エンジンを切った時にピーッという警告音を発するものなどもあります。
インフォメーションディスプレイがある車は画像の様にメッセージを表示するものもあります。
車種によって電池残量のお知らせ機能は違うので、詳しくは取り扱い説明書に記載されています。
スマートキーの電池交換方法
それでは電池の交換方法をご紹介します。トヨタのスマートキーの電池の交換方法はご自分でも簡単に行うことが出来ます。
先ずはスマートキー側面のボタンを押しながらメカニカルキーを取り出します。スマートキーの電池交換はこのメカニカルキーを使います。
メカニカルキーの先端がスマートキーの溝にぴったり合うようになっています。
先端をスマートキーの溝に入れてこじってやるとスマートキーケケースが二つに分解します。
スマートキーケースが二つに割れたらスマートキー送信機本体が見えます。
画像右側のものです。スマートキー送信機本体をケースから取り出します。
スマートキー送信機本体を裏返すとボタン電池が見えますので、マイナスドライバーなどで取り外してください。
ボタン電池に「CR2032」などと記載されているのが電池の型式です。電気屋さんなどに売っていますので同じ型式のものを用意してください。
電池の大きさによって型式が違うので間違えないよう注意してください。
新品の電池に交換したら逆の手順でもとに戻せば交換終了です。問題なくキーがきくか作動点検をしてください。
やってみると簡単に交換できますのでぜひご自分で行てみてください。
トヨタ スマートキー電池交換時期と交換方法について まとめ
今回はトヨタのスマートキーでの紹介でしたが他のメーカーもやり方は大きく変わらないと思います。
やってみると簡単に交換できますのでぜひご自分で行ってみてください。
ボタン電池を用意する際は、100均などで売っている激安のものはあまりお勧めしません。万が一電池の液漏れなどを起こしてしまった場合、送信機の不具合の原因となる場合があるからです。
ボタン電池を選ぶ際は国産メーカーのしっかしたものを選ぶようにしましょう。