大型特殊 一発試験合格のためのコツ 受験した感想「意外と簡単」
今回仕事の関係で大型特殊車両の免許が必要になるということで、免許を取得することになりました。
免許のとり方といえば教習所に通って取得するか、免許センターで一発試験に合格するかの選択になるかと思います。
大型特殊車両の取得は普通自動車免許を持っていれば、学科は免除されますので実技だけの試験になります。
なので教習所に通った場合も最短で4日あれば取れてしまうみたいです。
でも、教習所に通うにはやっぱり費用が結構高いんですよね。
なので一発試験で合格できてしまえばそれに越したことはありませんが、一発試験ってかなり緊張しますし、ずっと受からなかったらどうしようという不安もありますよね。
なので、そんな不安を抱えながらこれから大特一発試験を受けようとしている方たちの為に、私が実際に一発合格した時に気を付けたことや試験の感想をまとめます。
免許センターによって採点の厳しいところ甘いところ若干の違いはあれど、国家試験なので大きな違いはないはずです。
これから一発試験を受ける方の励みになればと思います。
このページの目次
一発試験受験の費用
大型特殊一発試験は免許センターで受験することが出来ます。場所によっては大型特殊の試験は予約制のところもあるので電話で一度確認してみるといいとおもいます。
試験料は4050円と安いです。受かれば免許交付手数料2050円がかかります。
なので、一発で受かれば試験料と手数料を合わせた6100円で大型特殊の免許を取得することが出来ます。
教習所に通って取得する場合は、学科免除でも10万円前後かかるところが多いみたいです。
一発試験は金額の面ではかなりいいのですが、デメリットとして受からなければ何度も挑戦しなければならないということですよね。これが精神的にも時間的にも結構嫌になってしまうことがあるかと思います。
なので一発で受かるためには試験に挑む前の基本的な運転の予習などが重要になります。
大型特殊一発試験でのコツ 気を付けたことなど
先ずは運転の基本ですね。安全確認の方法、ミラー→合図→目視などの基本動作、交差点での左右確認等。
これが一番大切です。
運転の基本ついては『HAKUBA』さんのホームページ『一発屋のための技能試験研究』でものすごく詳しく紹介されていますので、そちらを参考にしてください。
HAKUBAさんのホームページでは運転の基本と大型特殊車両での注意する点などがわかりやすく詳しく紹介されています。普通自動車免許を持っている方は誰もがやったことのある動作ですので、思い出しつつ頭のなかでイメトレしながら叩き込んでおきましょう。
運転の基本の詳しい説明はここでは割愛しますが、発進時の安全確認、右左折時の安全確認、などの方法は特によく覚えておくといいです。
というか大型特殊車両の試験で減点されるとすればこういった、安全確認の項目が大部分をしめると思います。そのほか減点項目として車両のふらつきなどもあるとは思いますが、これは実際に乗ってみないとわからないしどうにもできません。
大切なのは安全確認等でいかに減点をされないか。ここにあると思います。
これさえできていれば、他のところで少し減点されても持ち点が無くなることはそうそうないと思います。
試験終了時に70点以上あればいいのですから。
朝の時間とお昼の時間はコース内を歩くことが出来ますから、コースをしっかりと覚えましょう。コースはそれほど長くないので簡単に覚えられると思います。一周大体20分くらいのコースの長さになっています。
余裕があればウィンカーを出すタイミングや車線変更をするタイミングを確認しながらコースを回りましょう。受験者の人数が多くて、試験の順番が午後からになるとさらに覚える時間が増えます。
受験する順番を決めることはできませんが、恐らく先着順になります。私は8番目でたまたま最後だったので、前の人の試験をずっと見学しながら、運転の基本をイメージ出来たので良かったです。
安全確認でいかに減点されないようにするか。
これを一番気をつけるようにしてください。
大型特殊一発試験を受けての感想
私は大型特殊車両の運転はしたことがありませんでした。
私の受けた免許センターの大型特殊車両は後輪操舵式の車両でした。
出典:https://www.kyosyujyo.co.jp/Column/306.html
普通サイズのフォークリフトは昔仕事で乗っていましたがもう何年も乗っていない状態です。
車両の運転について
大型特殊の運転は初なので車両の運転に少し不安がありました。試験が始まる前に短いコースですが試乗コースを回ります。試乗コースでは採点はされないことになっていますので、そこで運転感覚を出来るだけ養ってください。
やはりハンドルの遊びが少ないので結構ふらふらして最初は焦るかもしれません。座席もポンポンはねます。
しかし、普通車の運転を普段からしている方なら、そこまで難しいことはないと思います。ハンドルを両手で8時20分の位置で軽く持つようにすればふらつきも抑えられるかと思います。
それから試乗中に少しハンドルを切ってみて後輪が操舵されて曲がるという動きになれるようにしましょう。
車幅の感覚や前後の感覚をつかむのもそれほど難しいとは思いませんでした。なので乗ってみちゃえば停止線をはみ出したりという心配もありませんでしたね。
方向転換の課題について
一番の課題は方向転換だと思いますが、これもそれほど難しいとは思いませんでした。
方向転換はコース的に車両を少し乗ったコース中間くらいにくることが多いと思います。ここまで乗っていれば車両の感覚やハンドルの癖もある程度つかめているのですんなりこなせました。バックでいれる凹部も結構広めだったので、ポールにぶつかる心配はまずありませんでした。
安全確認をしっかりと行い、慌てずゆっくり行えばまず問題ないかと思います。
安全確認について
安全確認の際のミラー確認ですが、ミラーが何個もついていてどこがどこを映しているのか正直よくわかりませんでした。
安全確認の基本動作を意識して、とにかく視線と首を動かしてみてますよアピールをするよう心掛けました。
見通しの悪い交差点がありますが、最徐行で見える位置まで進んで安全確認をしてください。
ブレーキ時はポンピングブレーキで減速するようにしました。
大型特殊の一発試験を受けた結果と感想 まとめ
大型特殊の試験はコースが短いので、実際に試験が始まるとあっという間に終了って感じでした。
今回私は一発で合格することが出来ました。
正直一発で合格できるとは思っていませんでしたから、かなりうれしかったです。教習所に通った場合と比べると90000円以上浮いたってことになりますからね。
私が受けたときは大型特殊の受験者は8人いて7人が合格でした。
今回一発試験を受けるのは、高校生のときにとった普通自動二輪免許以来10年以上ぶりでしたが、この歳になってもやっぱりかなり緊張しましたね。終わった後は口の中ぱっさぱさでした。
免許センターのあの殺伐とした独特な雰囲気は相変わらずでした。
終わった後だから言えるってのもありますけど、大型特殊の免許は他の免許に比べると比較的簡単にとることができる免許だと思います。
とはいっても普通車の運転もほとんど経験がないという方はしっかりと教習所で学ばれた方が良いと思います。一発試験に何度も行くことはお金だけではなく時間も浪費してしまいますから。
これから大型特殊を受験されるかたの一発合格を願っています。
試験終了後の試験官からの「うん、いいでしょう。」という言葉はなににもかえがたい喜びがありますね。
これから一発試験を受けられる方は頑張って一発合格目指してください!
この記事へのコメント