自分で車のパンク修理 修理方法と費用について
車のタイヤパンク修理についてDIY整備をわかりやすくまとめた記事です。
車のパンク修理はタイヤの種類にもよりますが比較的簡単に行うことが出来ます。
また、タイヤのパンク修理にはタイヤパンク修理キットという工具が必要になります。
また修理できる箇所はタイヤのトレッド面に限ります。
サイドウォール部やショルダー部のパンクは修理が出来ないので注意してください。
出典:http://www.tubelest.co.jp/consumers/knowledge-of-tire/structure-of-tire
パンク修理を行う為に必要な工具
上でも少し紹介しましたがパンクを直すには、パンク修理キットという工具が必要になります。
このような工具です。
値段はものにもよりますが、安い物だと1000円くらいで売っています。今回ご紹介している商品も800円代のものですが、安い物でも十分に使えます。
スクリューリーマ―という工具でタイヤの穴を整えます。インサートニードルという工具で修理材を差し込みます。
またこのほかにタイヤに刺さった釘などを抜くためのニードルプライヤーなどがあるといいです。
刺さった異物が抜ければ何でもOKです。
パンク修理の作業手順
それではパンク修理の手順を紹介していきます。一通り読んでいただき流れを頭に入れてから作業をしてください。
1.先ずはタイヤを外しパンク箇所を探します。
ほとんどのパンクは画像の様に釘などが刺さっているため、すぐに発見できると思います。パンク箇所を発見したら画像の様にテープを貼っておくと見失わずに済みます。
釘などがすでに抜けてしまっている場合は、パンク箇所を探すのが大変ですが、石鹸水を使って探します。石鹸水を霧吹きでかけながら探すと、穴が空いている箇所から泡がブクブクと出てきます。
2.釘などが刺さっていた場合はニードルプライヤーで抜きます。
釘を抜きました。刺さり方によっては抜けずらかったりしますので、しっかりとつかんで抜きます。
またタイヤを股に挟んで作業を行うとやりやすいです。
釘を抜くとタイヤの空気抜けが激しくなります。
3.そこですかさずスクリューリーマ―をパンク穴に差し込みます。
最初はなかなか奥まで入っていかないと思います。
ドリルの様にグリグリ回転させながら、画像の様に奥まで挿していきます。
この状態でさらにスクリューリーマ―を回すことでパンク穴が削られ整えられて、パンク修理材が入りやすくなり、パンクがしっかりと収まります。
グリグリと穴を削り取るような感じで回します。
4.ある程度スクリューリーマ―を回転させたら刺さったままにして、パンク修理材を用意します。
インサートニードルにパンク修理材を入れます。大体真ん中にくる様にセットします。
パンク修理材にグリースを塗っておくとパンク穴に入りやすいです。
それか556の潤滑スプレーなどで代用してください。なくてもできますがあるとスムーズに作業が出来ます。
5.修理材が用意できたらスクリューリーマ―を抜いて、すかさずセットしたインサートニードルをパンク穴に差し込みます。
インサートニードルを差し込む時はタイヤをしっかり股に挟んで、真下に思い切って差し込むと入りやすいと思います。結構力がいりますので、力が逃げないようにタイヤをしっかりとさえつけます。
画像の様にしっかりと奥まで刺さったら、インサートニードルをまっすぐ引き抜きます。
すると修理材はタイヤのパンク部分に残り、穴を埋めてくれます。
パンク修理材がタイヤの表面から少し出ている場合は、カッターなどで余分な部分を切り落としてください。
6.最後に修理した個所に石鹸水を吹きかけて泡がブクブクしてこなければパンク修理終了です。
パンク修理した後のタイヤは空気圧があまくなっていますので、修理が終わったらガソリンスタンドなどで空気圧を調整してください。
車のタイヤパンク修理をDIY整備で行う まとめ
タイヤのパンク修理ってやってみると意外と簡単にできます。
しかしガソリンスタンドや車屋にお願いしても1500~2500円くらいでやってくれるところがほとんどだと思うので、正直自分でやってもなかなお金の面では効果はないかもしれません。
しかし自分で直したというDIY欲求を満たしてくれることは間違いないと思います。
人生のうちにタイヤがパンクすることはそう多くはないと思いますが、パンク修理をできるようにしておけばもしもの事態で必ず役に立つと思います。