50プリウス ワイパービビり音の対策について紹介します
新型の50系プリウスのワイパー作動時、ビビり音や振動が起きてしまうという症状の対策方法についてです。
新型の50系プリウスのワイパービビりは一度発生するとけっこう大きな音が出てしまい、走行中気になりますよね。
フロントガラスが濡れているときも、あまり濡れていないときも関係なく発生してしまうようです。
ワイパービビり音の原因
50系プリウスのワイパーのビビり音の原因は、これまでのエアロワイパーからフラットワイパーに変更されたことが一番の原因のようです。
この画像がフラットワイパーになります。
従来のエアロワイパーより見た目が断然かっこいいです。
新型のプリウスはフラットワイパーになったことで見た目がシャープになりデザイン的にも高品質なものになりました。欧州車などはこのフラットワイパーなどが多く使われています。
そしてフラットワイパーになったことでラバー部のガラスへの接圧が高くなり、これによりワイパーの払拭性能を向上させるはずでした。
しかし接圧が高くなったことがビビりの原因となってしまったようです。まさに本末転倒なはなしですね。
フロントガラスのガラスコーティング剤や、ほこりなどの汚れによって摩擦係数が増加してしまい、ワイパーラバーの滑りが悪くなってビビり音や振動が発生してしまうというのが原因です。
ビビり音や振動の対策
ワイパーラバーのビビり音は対策できることもありますので諦める前に試してみてください。
まずは、ワイパーラバーに付着したほこりなどを除去してみてください。水を絞ったタオル等でラバーのガラス接触部を綺麗にします。
それからこれは洗車時の注意点ですが、撥水コートが十分に乾いていない状態でワイパをガラスに戻すと、ワイパラバーに撥水成分がついてしまい摩擦係数が高くなってしまいます。それが原因でワイパーのびびりが発生している場合があります。
この場合ワイパラバー交換が必要となってしまいます。
撥水コート施工後は、十分にガラスを乾燥させてからワイパをガラスに戻すようにしてください。
また、ワイパの使用過程で撥水コートが部分的に剥がれ、摩擦係数の高いところと低いところができる事で、ワイパびびりが発生する場合があります。その際は、撥水コートを取り除くか、撥水コートの再施工をしてください。
上記の対策でも良くならない場合
撥水コート用のワイパーラバーに変更をしてみる。
現在撥水ガラス用のワイパーがいろいろなメーカーから出ています。通常のワイパーラバーよりも撥水ガラスに対してのビビりを低減できる材質が使われているので試してみるのも手かもしれません。
撥水ワイパに変更することで解決する場合もあります。実際に撥水ワイパーに交換して解決した例もあります。それほど値段も高くありませんのでまずは試す価値ありです。
ワイパーラバーの清掃をしてみても症状が良くならない場合は、上記の方法を試してみてください。
フラットワイパーをそのまま使いたい場合は撥水用ワイパーラバーに変更してみてください。結構効果ありです。
それでもよくならない場合
上記の対策をしてみても良くならない場合は、フラットワイパーからエアロワイパーに変更する方法があります。従来のエアロワイパーに戻すことで接圧が従来の強さになりビビりが軽減できます。
実際現在の新車のプリウスは最初からこのエアロワイパーが装着されています。
この画像はエアロワイパーになります。
最もよく使われている形状のワイパーですね。
エアロワイパーにするとワイパーの高さが若干高くなるので見た目の変化があります。
フラットワイパーのデザインが気に入っている方にとってはあまりよくないかもしれませんが、あのビビり音から解放されるとなればしょうがないと思うしかないですかね。
フラットワイパーからエアロワイパーに変更する場合はワイパーアームごとの交換が必要になります。
50プリウス ワイパービビり音の対策についてまとめ
フラットワイパーから、エアロワイパーへの変更は保証期間内であればディーラーなどで無償で交換してくれる可能性があるので確認してみてください。
ワイパーのビビりが気になっている方はまず今回紹介した方法を試してみてください。この方法でだいぶ良くなると思います。
雨の日の運転がいやになるほどこの音に悩まされていた方もいるのではないでしょうか?せっかく高品質なワイパーになってもビビり音がしていてはかっこ悪いですもんね。
このいずれかの方法を試していただければきっと雨の日に毎回悩まされることもなくなると思います 。