30ヴェルファイヤ ワイパービビり音の対策
30系ヴェルファイヤのワイパー作動時、ビビり音や振動が起きてしまうという症状の対策方法についてです。
30系ヴェルファイヤのワイパービビりは一度発生するとけっこう大きな音が出てしまい、走行中気になりますよね。フロントガラスが濡れているときもあまり濡れていないときも関係なく発生してしまうようです。
ワイパービビり音の原因
30系ヴェルファイヤのワイパーのビビり音の原因はフラットワイパーに変更されたことが一番の原因のようです。
従来のエアロワイパーからフラットワイパーになったことで見た目がシャープになりデザイン的にも高品質なものになりました。欧州車などはこのフラットワイパーなどが多く使われています。
そしてフラットワイパーになったことでラバー部のガラスへの接圧が高くなりました。これにより払拭性能も向上させるはずで。しかしそれがビビりの原因となってしまったようです。まさに本末転倒なはなしですね。
フロントガラスのガラスコーティング剤や、ほこりなどの汚れによって摩擦係数が増加してしまい、ワイパーラバーの滑りが悪くなってビビり音や振動が発生してしまうというのが原因です。
それに加えヴェルファイヤはフロントガラスの面性が多くワイパーの大きさ大きくなるので、ビビりが発生しやすくなってしまうようです。
ビビり音や振動の対策
ワイパーラバーのビビり音対策はでできることもありますので諦める前に試してみてください。
まずは、ワイパーラバーに付着したほこりなどを除去してみてください。水を絞ったタオル等でラバーのガラス接触部を綺麗にします。
それから、撥水コートが十分に乾いていない状態でワイパをガラスに戻すと、ワイパラバーに撥水成分がついてしまい摩擦係数が高くなってしまいます。それが原因でワイパびびりが発生している場合があります。この場合ワイパラバー交換が必要となってしまいます。
撥水コート施工後は、十分にガラスを乾燥させてからワイパをガラスに戻すようにしてください。
ワイパの使用過程で、撥水コートが部分的に剥がれ、摩擦係数の高いところと低いところができる事で、ワイパびびりが発生する場合があります。その際は、撥水コートを取り除くか、撥水コートの再施工をしてください。
上記の対策でも良くならない場合
上記の対策をしてみても良くならない場合は、フラットワイパーからエアロワイパーに変更する方法があります。従来のエアロワイパーに戻すことで接圧が従来の強さになりビビりが軽減できます。
エアロワイパーにするとワイパーの高さが若干高くなるので見た目の変化があります。
フラットワイパーのデザインが気に入っている方にとってはあまりよくないかもしれませんが、あのビビり音から解放されるとなればしょうがないと思うしかないですかね。
ちなみに後期型のヴェルファイヤは新車時からエアロワイパー装着になっています。
また、撥水ガラス用のワイパーなどもいろいろなメーカーから出ています。通常のワイパーラバーよりも撥水ガラスに対してなどのビビりを低減できる材質が使われているので試してみるのも手かもしれません。
30ヴェルファイヤ ワイパービビり音の対策についてまとめ
フラットワイパーから、エアロワイパーの変更は保証期間内であればディーラーなどで無償で交換してくれるはずなので確認してみてください。
雨の日の運転がいやになるほどこの音に悩まされていた方もいるのではないでしょうか?歩道を歩いている人がいたらこっちを振り返るんじゃないかってくらい大きい音が鳴る場合もありますよね・・・この方法を試していただければきっと雨の日に毎回悩まされることもなくなると思いますのでぜひ試した見てください。