エアコンをつけるとキーン音 ブロアモータからの異音について
エアコンをつけると、助手席のグローブボックスのあたりから「キーン」という高周波のような異音がする不具合についての修理内容です。
エアコンからの風は問題なく出ますが、エアコンがONの状態だと絶えず異音が発生している状態です。
今回不具合が起きた車両はトヨタのタンクという車です。
症状・現象確認
エアコンをオンにしてブロアモータが回った状態にすると、グローブボックスのあたりから「キーン」という音が聞こえてきます。
甲高い高周波のような音なので、運転中なども結構気になります。
エアコンの風の強さを上げたりすると、それに合わせて音も変化します。
異音の確認はグローブボックスを外すと、ブロアモータが現れますので、外した状態で聴くと聞こえやすいです。
異音の音を撮影したので参考にしてください。
原因・修理内容
今回のような異音が発生した場合は、ブロアモータ本体に異常がある場合がほとんどです。
ブロアモータの軸の部分やブラシの部分から異音が発生します。
ブロアモータを取り外して、手でブロアを回したりするとキーンという音はなりませんがそれに近い音だったり、カラカラみたいな音がしたりもするので、判断材料になります。
車種にもよりますがブロアモータは比較的簡単に外す事が出来ます。
画像はタンクのブロアモータになります。
コネクタをはずし、赤丸部のツメを起こしながら、ブロアモータ本体を反時計回りに回すことで取り外すことが出来ます。
車種によっては3本ほどのビスで止まっている場合もあります。というかビス止めタイプの方が一般的ですかね。
ブロアモータの経年劣化などのよって異音が発生してしまうようです。
また、タンクに関してはブロアモータが対策品に切り替わっています。
画像はタンクのブロアモータですが、見ての通り形が変わっていますね。
左側のブロアモータが対策品のものになります。
ブロアモータの交換に関しては、特殊な車両じゃない限り助手席側のグローブボックスの中にあります。交換も比較的簡単に行えますので、DIY整備で修理することも可能かと思います。
エアコンをつけると異音 まとめ
ブロアモータからの異音は、一度発生してしまうと放っておいても良くなる事はありません。
基本的に交換が必要となります。
ブロアモータの値段は車種によっても様々ですが5000円前後になることが多いかと思います。
動かなくなってしまうということはまず起きないと思いますが、不快な音は発生し続けますので早めに交換してしまった方が言いかと思いますね。
この記事へのコメント
購入半年くらいで発生。キーンという高周波音、クレーム処理で交換しました。
物によっては発生してしまう音のようですね。
保証期間内であればほとんどの場合無償で交換してくれると思います。