50プリウス ハンドル交換方法
50プリウスのハンドル交換方法です。
ハンドルの交換って基本的にどの車も大体手順や要点は同じです。ホーンボタンを取り外してナットを外してハンドルを取り外すという手順になります。
そのなかでもこの50系プリウスはホーンの取り外し方が今までのとは少し違っていたので参考にしていただければ幸いです。
交換に使用する工具の準備
ハンドルの交換の使用る工具を用意します。
・6mmのヘキサゴンレンチ:ホーンを取り外す際に使用
・スピナハンドルと19mmソケット:ハンドルを取り外す際に使用
・薄刃のマイナスドライバー:エアバックなどのコネクターを外す際に使用
6mmのヘキサゴンレンチです。写真の様に先端から55mmのところにマスキングをします
ホーンボタンにヘキサゴンレンチを差し込んで外すのですがこれが目安になります。
50プリウス ホーンボタンの取り外し方
先ほど用意したヘキサゴンレンチをハンドルの裏側にある穴に差し込みます。
ハンドルを回転させながら探すと見つかると思います。左右と下側に合計3か所あります。この穴がホーンボタンを取り外す時のロック解除する穴になります。穴を見つけたら先ほどのヘキサゴンレンチをマスキングテープのところまで差し込みます。
差し込んだらそのヘキサゴンレンチを手前に引っ張るような感じに動かします。
わかりずらいかもしれませんが矢印の方向に引っ張る、倒すようなイメージです。うまくいくとロックが解除されホーンボタンが少し浮いてくるのがわかるかと思います。
あとはこれを残りの二か所同じように行いすべてのロックを解除すればホーンボタンが外れます。
50プリウス ハンドルの取り外し
ホーンボタンが外れてしまえば後の手順は他の車種と変わりません。
エアバックとホーンの配線を取り外してホーンボタンASSYを完全に切り離します。
ハンドルを固定している19mmのナットを緩めます。このときナットは完全に取り外さず2~3山程度かませておきます。そしたらあとはハンドルを思いっきり引っ張ります。ガツンとインパクトを加えながら行うとスプラインの嵌合が外れやすいです。
このとき勢いよく外れてもかませておいたナットに引っかかるのですっぽ抜けません。
以上でハンドルの取り外し方は終了です。取り外した際はスパイラルケーブルの位置が狂わないように注意してください。故障の原因になります。
私はいつも回り止めでマスキングテープを貼っておきます。
50プリウス ハンドル交換方法まとめ
ハンドルの取り外しは普通はそんなに行うことはないですが、ハンドルなどの交換の際は必要になってくる技術ですね。難易度もそれほど高くないのでDIY整備向きといえるかと思います。
ハンドルは運転する際常に触れている部分なので交換するとドライブフィーリングなどもだいぶ変わってきますよ。
特にウレタン素材のハンドルと本革素材のハンドルでは握った感覚が全然違います。木目調のハンドルなどにすると見た目もがらりと変わって、高級感を出しやすくなったりします。
自分の好みのハンドルにカスタマイズしてみるのもいいと思いますよ。